2. その2:健康診断で問題がない状態で生命保険に入っておけばよかった…

Rさんは、40歳過ぎに受信した人間ドックで「脂肪肝」と診断され、結果「D判定」に。

その当時、今後の体調なども気にして、外資系氏名保険会社の医療保険に加入をしようとしたところ、先ほどの健康診断があだとなり、「条件付き加入」となり、一部担保されない保障がある期間があったといいます。

健康診断の記録は変えられないため、「若い時の健康診断で異常がない時に加入したかった」といいます。

生命保険は高額療養費制度があるので不要という人は多いですが、「長期投資を継続するためには、万が一の時にも収入が減っても、投資に充てられる原資は確保しておきたい」とRさんは言います。

3. その3:ドル建て資産をもっと持っていればよかった…

急激に進む円安。インフレが進む中、ドル資産を持つことで円換算の資産を増やすことができます。

「リーマンショック後、東日本大震災後などの超円高でドル資産を変えるチャンスはあった。しかし、ドルへ十分に投資することができなかった」とRさんは言います。

では、どのようなドル資産に現在興味があるかを聞くと、

「米国株をはじめ世界株式もドル建て資産に近い。金利水準の高さと円安効果で、米国債やドル建終身保険などは良かった」

しかし、今後は検討中といいます。