資本市場に目をやると、為替市場では国内外金利差が大きくなり、大幅な円安とっており、結果、物価にも影響を与えつつあります。
また、岸田新政権では、低PBRの企業へのプレッシャーを強める中で、日経平均株価は大きく上昇しました。
ただ、アベノミクスの時のような高揚感は薄いという人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、グロース株(成長株)よりもバリュー株(割安株)のパフォーマンスに注目が集まり、上場企業の資本効率の見直しが最大の焦点となっており、成長の議論よりもバリュエーションの議論の方が先行しているようです。
さて、2024年には新NISAがスタートし、多くの人が資産運用に関心を持ち始めています。
その一方で、年齢を重ね、老後が近くなることでお金のことは心配になってくるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、つみたて投資を実践し、iDeCoで運用資産が1300万円を超えている元金融機関勤務経験者で47歳を過ぎたRさんに「若いうちから始めておけばよかった、今、公開しているお金のこと」について聞いてみました。