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(初公開日:2022年6月15日)

「老後資金はなんとなく貯めている」という方は、多いのではないでしょうか。

老後に2000万円が必要といわれても、目の前の教育費や住宅ローン、車の購入費用などを貯めるのが先、と考えがちです。

一方で、「人生100年時代」といわれている現代。今の現役世代が、年金だけで老後を過ごすのは厳しいでしょう。100歳まで生きるということは、人生の約3分の1が老後になります。

老後資金を用意するためには、まず「具体的にひと月いくらの年金をもらえるか」を把握することが第一歩。

そこで今回は、現代の一般家庭が、ひと月どれほどの国民年金と厚生年金をもらっているかを確認しましょう。

【注目記事】厚生年金に44年加入すると年金が上乗せされるって本当?厚生年金の長期加入者特例とは

1. 国民年金は、ひと月いくら?

公的年金は「基礎年金」(国民年金)と「厚生年金」の2階建てになっています。

まずは、現代のシニア世代の基礎年金の月額を見ていきましょう。

厚生労働省年金局の「令和元年度(2019年)厚生年金・国民年金事業の概況」によると、男女別で次の金額になります。

1.1 【国民年金】 年金月額階級別老齢年金受給権者数(男性)

  • ~1万円未満:1万2467人
  • 1万円~2万円未満:5万8554人
  • 2万円~3万円未満:21万6991人
  • 3万円~4万円未満:68万1950人
  • 4万円~5万円未満:134万1815人
  • 5万円~6万円未満:313万9242人
  • 6万円~7万円未満:859万4057人
  • 7万円以上:40万8917人

1.2 【国民年金】 年金月額階級別老齢年金受給権者数(女性)

  • ~1万円未満:6万2087人
  • 1万円~2万円未満:23万5046人
  • 2万円~3万円未満:71万1764人
  • 3万円~4万円未満:216万71人
  • 4万円~5万円未満:332万1823人
  • 5万円~6万円未満:462万1737人
  • 6万円~7万円未満:624万1716人
  • 7万円以上:147万3357人

国民年金の場合は、男女ともにボリュームゾーンが「6万円~7万円未満」とそれほど差がありません。

1.3 国民年金の平均年金月額

  • 男性:5万9040円
  • 女性:5万4112円

平均額:5万6252円

平均月額は5万6252円です。

国民年金を受給できるのは、第1号被保険者の自営業・フリーランス、第2号被保険者の会社員、第3号被保険者の専業主婦など。

夫、または妻が自営業やフリーランスだと受給できるのは国民年金のみです。

国民年金以外に老後資金を準備する必要があるので、早めに用意を始めると良いでしょう。