1. 注文住宅「トイレ」の後悔ポイント1:広く作りすぎて内側から鍵をかけられない

注文住宅「トイレ」の後悔ポイント1:広く作りすぎて内側から鍵をかけられない

トイレに関する後悔

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「トイレを広く作りすぎたために、便座に座った状態で扉の鍵をかけることができず…掃除の手間も増えてしまったので、もう少し広さについて考えるべきでした」

トイレは毎日使う空間ですが、狭すぎると圧迫感を感じて窮屈な空間になってしまい、内部でホッとできる空間ではなくなってしまいます。

一方で広すぎると掃除が煩わしくなったり、光熱費がかさんだりすることも。

トイレを広くしすぎると、このようにかえって使い勝手が悪くなったりしてしまうことがあります。

中には壁に設置したペーパーホルダーに便座に座ったままでは手が届かなくなってしまった事例もありました。

トイレを設計するにあたっては、便器の大きさや手洗い器、収納キャビネットなどの設置の有無を十分に考慮した上で、最適な寸法を考えることが大切です。

また、バリアフリー対応のトイレには介助スペースを含めた広さが必要になります。

将来のことを見込んで計画するのであれば、その点についても事前に検討しておく必要があります。

2. 注文住宅「トイレ」の後悔ポイント2:玄関の近くに設置してしまった

「トイレを玄関の近くに設置しましたが、家族が玄関で接客中のときにトイレに入りにくいです」

注文住宅で間取りを考える上で、トイレをどこに設置するのかは非常に重要な問題です。

音や臭いに配慮してリビングから遠い位置や玄関近くに配置した場合には、来客が多いご家庭だとこのような問題が発生します。

近年では浴室や洗面所付近にトイレを設けるケースが増えています。

これにより水道の配管も容易になるので、建築費用を安く抑えることが可能になります。

また音や臭いに対する対策をきちんと行って、主な生活空間であるLDKの隣にトイレを配置するのも有効です。

動線が短くなり使い勝手が良くなりますよ。