【年金一覧表】今の「60歳～90歳以上」は平均いくら受給？国民年金の納付期間が延長案が議論一覧で見る「シニアの年金額」1歳刻みでの特徴

3. 【厚生年金】今の「60歳～90歳以上」は平均いくら受給？

次に、年齢別の60歳〜90歳以上の厚生年金の平均月額を見ていきましょう。

厚生労働省年金局の「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、60歳〜90歳以上の厚生年金の平均月額は下記のとおりです。

60〜69歳：厚生年金の平均月額

70〜79歳：厚生年金の平均月額

80〜89歳：厚生年金の平均月額

90歳以上：厚生年金の平均月額

65歳以降の厚生年金の平均月額は、14万円〜16万円台となっており、年代が上がるにつれてわずかに上昇傾向となっています。

※65歳未満の年金額が少ないのは繰上げ受給の影響によるもの。なお、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの人である

前述したように厚生年金は、現役時代の収入や加入期間によって受給額が変動するため、個人差が生じやすいのだとうかがえます。

なお、今回紹介した年金額は、あくまで「今の60歳～90歳以上」の平均月額となっているため、現在の現役世代の人がこの金額を受け取れるわけではありません。

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