三越伊勢丹ホールディングス(3099)の株式投資のトータル・リターンはいくらか
以上、配当金のリターンについて振り返ってきました。
次に、株価変動によるリターンを計算します。
- 株式の取得日:2023年5月2日
- 株式の取得価格:1499円(取得日の終値)
- 取得から1年後の日付:2024年5月2日
- 1年後の株価の終値:2239円
- 100株ベースの株価変動によるリターン:+7万4000円
そして最後に、トータル・リターンを計算します。
- 配当金のリターン:+3200円
- 株価変動によるリターン:+7万4000円
- トータル・リターン(金額ベース):+7万7200円
- トータル・リターン(%ベース):+51.5%
トータル・リターンは金額ベースで+7万7200円でした。
三越伊勢丹ホールディングス(3099)の配当金の推移を確認
三越伊勢丹ホールディングスの株式の年間リターンは+51.5%でした。
最後に三越伊勢丹ホールディングスの配当金の推移を確認しましょう。
配当金・株価とそれぞれの要素を確認すると、どのような影響が株式投資のリターンにあらわれているかわかりやすいでしょう。
今回確認した通り、株式投資の際は配当だけでなく、株価水準についてもきちんと確認してみてください。
【ご参考】三越伊勢丹ホールディングスの株主優待のご紹介
三越伊勢丹ホールディングスでは、以下の条件に該当するの株主に「株主様ご優待カード」を郵送する株主優待を実施しています。
- 毎年3月31日時点の株主名簿に登録された100株以上ご所有の株主(カード郵送時期は同年6月下旬)
- 毎年9月30日時点の株主名簿に新たに登録された100株以上ご所有の新規株主(カード郵送時期は同年11月下旬)
株主様ご優待カードの特典は以下の通りです。
特典1 当社グループ内でのお買物が利用限度額の範囲内で10%割引
利用限度額は保有株式数に応じて2024年5月5日現在下図のように設定されています。
※一部対象外となる品目、ブランドがあります。
※条件を満たした株主様のご利用限度額の設定が2倍となる長期保有特典もあります。
- 条件:初回の「株主様ご優待カード」発行後、同一株主番号で継続保有し、3月末日基準日を2年連続で迎え、かつ、その時点で300株以上を保有する株主
特典2 グループ内のサービス・利用料等の割引(利用限度額の制限はありません)
一部利用できない店舗、商品、有料催事などがあります。
特典3 提携施設の料金の割引(利用限度額の制限はありません)
一部利用できない店舗、商品、有料催事などがあります。
株主優待の内容は変更になる場合がありますのでご注意ください。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。
監修者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
最終更新日:2024/09/04