3. Xユーザー達はさまざまな想像を膨らませる
花束を目にしたXユーザーからは多くの反響がありました。
さまざまな想像を膨らませた人が多いようで、コメント欄には「振られたのかな…」「ごみ箱清掃者に対する愛か?」「予想は、退職するときにもらった花」「渡そうとして渡せなかったパターン」などの声が続出。
ほかにも「花に罪はないから持ち帰ってほしかった」「可哀想で心が痛む」といった悲痛な声も寄せられました。
心斎橋のゴミ箱に突っ込まれた花
— 笹. (@syokubutus) April 14, 2024
ストーリーを感じずにはいられない pic.twitter.com/gZYjdDSGAP
4. 花きは国内で「1.1兆円」消費されている
駅に捨てられていた花束が話題となったことに関連し、ここからは国内の花き(観賞の用に供される植物)の生産・流通の状況について紹介します。農林水産省が令和6年3月に公表した「花きの現状について」をもとに見ていきましょう。
花きの国内生産者販売農家は4.0万戸、生産額は3519億円となっています。輸入額は518億円で、それらのうち卸売市場を経由して取り扱われる割合は7割程度の3473億円、残りの約3割は市場外で取引されているとのことです。
これらの花きは花・植木小売業者により、店舗販売や訪問販売、カタログ販売、ネット販売などで取り扱われ、日本国内ではおよそ「1.1兆円」の花きが消費されています。そのうち個人消費は8813億円、業務用需要は2100億円とのこと。輸出の額は85億円と明らかになっています。
5. 花束が不要な際は、欲しい人に譲るなどして対処したい
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「駅のごみ箱に捨てられた花束」を紹介しました。
花束が不要だと感じても、自宅まで持ち帰ったり必要な人に譲ったりして、適宜対処することも大切かもしれませんね。
投稿主の「@syokubutus」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xでご自身で撮影された素敵な写真を多数公開されています。
気になる方はぜひXアカウントをチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太