貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。
自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代・ひとり世帯の貯蓄額をみていきます。
1. 【60歳代・ひとり世帯】貯蓄100~200万円未満は何パーセントか
60歳代・ひとり世帯で「100~200万円未満」の人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[ひとり世帯調査](令和5年)」より、60歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【60歳代・ひとり世帯】の貯蓄100~200万円未満の割合
- 4.7%
1.2 【60歳代・ひとり世帯】の貯蓄100万円以上の割合
- 54.9%
1.3 【60歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:1468万円
- 中央値:210万円
貯蓄100~200万円未満は4.7%、貯蓄100万円以上でみると54.9%となりました。