4. 【子どものメンタルケア】回復する気配がない時は専門機関に相談することも考える
大人でも、新しい環境、人間関係を作る時は気を使って知らぬ間にストレスが溜まり「やる気がでない」「寝つきが悪くなった」「食欲がない」という変化が起きます。子どもだと、いつもとは違うことを上手く表現できず、何事もないように過ごすことがあります。
新年度が始まり、連休明け頃は特に我が子の「いつもと違う様子」に気がつくように意識しましょう。
五月病は新しい環境に慣れてくると徐々に回復し、学校生活や日常生活を以前のように送るようになります。
しかし、中には回復する気配がなく、症状が深刻化することも起きます。その際は、学校のカウンセラーの先生に相談することや、子ども向けの心療内科を受診することも考えましょう。
子どもはすくすく成長するというイメージが強いですが、近年は小児の精神面の不調に特化した病院もあります。「そのうち回復する」と軽く思わずにカウンセラーの先生や専門医の力を借りることも必要です。
参考資料
中山 まち子