2. 【子どものメンタルケア】休日の過ごし方を子どもに任せてみる

言いたいことを言える子もいれば、なかなか思っていることを親に伝えられない子もいます。

子どものメンタルヘルス

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子どもが元気がない様子を見ると、親は心配をし、休日に子どもの好きな場所に出向き家族で楽しく過ごしてリフレッシュさせようと色々と考えることもあります。

しかし、疲れている時は休息が必要な時もあります。

楽しいけれど遠出をすることでさらに疲れが蓄積してしまうこともあるので「週末のお出かけは秘密にしといて、サプライズ演出をする」「予定を教えずに子どもを驚かせたい」というのは一旦ストップしてみましょう。

子どもの五月病を改善、症状を和らげることを目的とするならば、休日をどんな風に過ごしたいのか子どもに聞くのも対処法の一つです。「こういうことをしたい」という希望を叶えられる範囲で実行してください。疲れていると親も知っている「子どもの好きな場所」に出かけても楽しめないことがあります。

もし「一日中ダラダラと家で過ごしたい」と言ってきても決して「そんなことしたいの?」と否定せず、宅配サービスでピザなどを頼んだり、本や漫画、映画鑑賞などをしていつもとは違う休日を過ごしてみるのも五月病対処法になります。

アクティブな親からすると物足りなさを感じるかもしれませんが、子どもが心身ともに健康な状況に戻るためにも、子どもの気持ちを慮ることなく休日の予定を組むのは控えてください。