この記事の重要ポイント!
- 資産価値を保つ中古マンションを選ぶことは、人生の選択肢を広げてくれる
- 立地条件は中古マンションの資産価値にもっとも大きな影響を与える
- 管理状態も中古マンションの資産価値に影響を与える
家族の幸福を実現するためにも、住み心地がよく、安心して暮らせるマンションを購入したいと誰もが思っています。
しかし、購入後の人生において何が起きるかは予測できませんよね。家庭のご事情などでライフスタイルが一変してしまう可能性は誰しもが抱えています。そのため、「もし何か不測の事態が起こり、購入したマンションを手放して引越しや売却をしなきゃいけなくなった時、いくらで売れるのか?」ということまで考えた上でマンション購入をすることが重要となってきます。売れるマンションと売れないマンションの違いは資産性の有無です。そして、中古マンション選びの難しいところは、「住み心地の良さ」つまり居住価値が「資産価値の高さ」とイコールではない点です。その2つを希望の通りに叶えてくれるマンションに出会えれば良いですが、たいていの場合はほぼ巡り会うことはできません。
ですから、その「住み心地」と「資産性」という2つの軸に照らし合わせながら物件選びをしていくと納得のいくマンション購入が実現できるのではないかと私は考えております。そこで本記事では、「資産価値」とはどんな要素で成り立っていて、資産価値の高いマンションを選ぶためにはどんなことに着目すればいいのかについての考え方を提供したいと思います。
この記事を監修している人:株式会社Housmart代表取締役 針山昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。株式会社ハウスマートを設立し、代表取締役社長に就任。顧客本位の不動産サービスを多数展開している。著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。会社経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。