2. 手間いらずでもこんなにオシャレ「ナチュラルガーデンにおすすめの宿根草」厳選7種

2.1 エキナセア

傘のように垂れる花弁がユニーク!素朴なたたずまいの「エキナセア」

エキナセアの花が咲いている。中央部は濃い黄緑色、白い花弁が傘のように垂れている。

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エキナセアは、傘のように垂れる花弁がユニークな宿根草。素朴な雰囲気がナチュラルガーデンにぴったりで、他の花とも合わせやすい植物です。

6月頃から開花が始まりますが、多湿が続くと根腐れを起こしやすくなります。鉢植えにして、梅雨の時期は移動させて育てるのもよいでしょう。

※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 ゲラニウム

ナチュラルで可憐な花を咲かせる「ゲラニウム」

ゲラニウムの花が咲いている。色は紫がかった青。

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ゲラニウムは、可愛らしいナチュラルな花を咲かせる宿根草です。矮性種や高性種、這い性や立性など、さまざまな種類があるので、気に入った品種を選ぶ楽しみも味わえます。

強い日差しや高温が苦手なので、夏の管理には注意が必要です。地植えにするなら、涼しく木陰になるような場所を選び、鉢植えは風通しのよい場所に移動して育てましょう。

※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)

2.3 ヒアシンソイデス

すらりと伸びた茎に咲く美しいベル型の花「ヒアシンソイデス」

ヒアシンソイデスの花が咲いている。色はブルー、すっと伸びた茎にベル型の花が咲いている。

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  • 学名:Hyacinthoides
  • 科名・属名:キジカクシ科ツリガネズイセン属

ヒアシンソイデスはブルーやピンク、ホワイトの花を咲かせる宿根草です。スッと伸びた茎にベル型の花が咲く姿が印象的で、ガーデンを美しく演出します。

球根植物ですが、掘り起こす必要はなく、植えっぱなしでも育てることができます。群生すると、見応えのある風景になります。

※参考価格:400~1300円前後(3号ポット苗)

2.4 オダマキ

  • 学名:Aquilegia
  • 科名・属名:キンポウゲ科 オダマキ属

デコラティブな花姿が印象的な「セイヨウオダマキ」

セイヨウオダマキの花が咲いている。色は赤と白、紫と白、それぞれツートンカラー

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山野草としても知られるオダマキは、その可憐な雰囲気で多くの人々を魅了し続ける植物です。交配しやすく、種類が豊富なことも特徴です。

セイヨウオダマキ、ミヤマオダマキ、ヤマオダマキなどがあります。

※参考価格:400〜600円前後(3号ポット苗)

2.5 アスチルベ

ふんわりとした煙のような花穂がオシャレな「アスチルベ」

アスチルベの花が咲いている。色は白、赤、ピンク。

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  • 学名:Astilbe
  • 科名・属名:ユキノシタ科チダケサシ属

フワフワとした煙のような花穂がオシャレなアスチルベ。切り花やドライフラワーでも人気の宿根草です。

梅雨の時期でも開花しますが、雨にも負けず元気に咲き続けます。夏の暑さが苦手なので、涼しく明るい日陰が生育場所として適しています。

※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

2.6 トリテレイア

ユリのような爽やかな花を咲かせる「トリテレイア」

トリテレイアの花が咲いている。色は薄い青紫

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  • 学名:Triteleia
  • 科名・属名:キジカクシ科トリテレイア属

トリテレイアは、ブルーやパープルの美しい花が咲く球根植物です。細い茎の先に咲く花は、まるでユリのよう。爽やかな花をたくさん咲かせます。

植えっぱなしで育てるときは、球根が腐らないように、できるだけ水はけのよい土で育てるようにします。

※参考価格:1300円前後(4号ポット苗)

2.7 ブルンネラ

可憐な小花と大きな葉のコントラストが特徴的な「ブルンネラ」

ブルンネラが咲いている。花は小さくて色は青、葉は大きくて深い緑

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  • 学名:Brunnera macrophylla
  • 科名 ・属名:ムラサキ科 ブルンネラ属

ブルンネラは、ブルーやホワイトの可憐な小花を咲かせる宿根草です。葉が大きく、ホスタのような幅広の葉が特徴的です。葉色がシルバーの品種はカラーリーフとしても重宝します。

日陰でも育てられるので、シェードガーデンにもおすすめです。

※参考価格:700~1300円前後(4号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回は手間いらずでナチュラルな宿根草についてお伝えしました。

宿根草は開花期が終わると枯れてしまうため、地植えにしたときの見た目を良くするために、開花期の異なる植物を植えておくのがおすすめです。

順番に開花するように植えておくと、宿根草が枯れてしまっても庭が寂しくなりません。

たとえば早春から開花するスイセンなどの球根植物は、庭の彩りになることに加え、世話の手間もかかりません。カラフルな一年草を組み合わせるのもおすすめです。

LIMO編集部