ゴールデンウィークが近づいてきました。中には9年連休!という方、また、どこに行こうか計画中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は旅行に欠かせないエッセンスであるグルメ、そしてその中でも地域特有のラーメンを取り上げたいと思います。

内房の竹岡ラーメンとは何か

首都圏からアクアラインを使えば1時間強でアクセスできる千葉県・内房。

内房といっても広いのですが、木更津市から南に下ったところにある富津市には「竹岡ラーメン」として知られるご当地ラーメンがあります。

竹岡ラーメンには、次のような3つの大きな特徴があります。

  • 醤油ベースで味が濃い
  • チャーシュー麺と言ってもいいほどチャーシューが多い
  • 生の玉ねぎのみじん切りがたっぷり乗っている

チャーシューの多さはさておき、醤油ベースの味の濃さと生玉ねぎは賛否がありそうです。おなかがすいた時に、おやつ感覚で食べるとおいしく感じる一方で、繊細な味のラーメンが好みな方は竹岡ラーメンはちょっと苦手という場合もあります。好き嫌いが大きく分かれるところが竹岡ラーメンの特徴と言えるかもしれません。

チャーシューは基本的に多めなので、大盛りだと信じられないようなボリュームになります。

以下で紹介する「梅乃家」で食べ盛りの高校生がチャーシューの大盛りを頼み、注文したラーメンが運ばれてきた時、一緒に来ていた家族全員が「えーっ!?」と驚愕している現場に居合わせたこともあります。実際、ちょっと引いてしまうくらいのボリューム感です。

竹岡ラーメンといえば梅乃家

その梅乃家は、平日でも開店前から行列ができることもある人気店です。

店の外観は何の変哲もなく、ラーメン屋があるのか判別できないくらい周囲の風景に溶け込んでいます。店の近くに以前よりも広くなった駐車場があるので、車やバイクで内房に向かう場合も駐車して立ち寄ることが可能です。

また、店舗は高速バス・房総なのはな号の「高速竹岡」停留所のすぐそばなので、バスでもアクセスできます。高速バスは東京駅からほぼ1時間に1本出ています。

盛り付けはというと、どんぶりがラーメンの汁で濡れていることもあるくらいの豪快さです。漁師町のラーメンらしい風格と言えるでしょう。

竹岡ラーメンをゆっくり味わうなら鈴屋

竹岡ラーメンといえば「鈴屋」という方も多いでしょう。その鈴屋は梅乃家と同じく国道127号線沿いにあります。電車でアクセスする場合は、JR内房線の上総湊駅から徒歩で20分ほどです。

店内はテーブル席や小上がりなどがあり、家族でゆっくりラーメンを楽しみたいという方には最適です。

チャーシューは写真では見えにくいですが、つゆの下にたくさん寝ています。

内房は遊びもグルメもそして景色も最高

国道127号線沿いからは東京湾、そして天気が良ければ富士山も望めます。ぜひ内房で、景色もラーメンも楽しんでみてください。

ー竹岡ラーメンのお店へはおなかを相当すかせて行きたいー

LIMO編集部