2. 繰上げ・繰下げ受給を選択する人は多い?
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、実際に「繰上げ受給」または「繰下げ受給」を選択している人は、厚生年金・国民年金それぞれ下記の結果となりました。
厚生年金・国民年金ともに8割以上の人が繰上げ・繰下げ受給をしておらず、厚生年金の場合は97%以上の人が、原則通り65歳から受給を開始しています。
とはいえ、全体的に繰上げ繰下げ受給の利用率はわずかに上昇傾向を示しており、特に近年では、年金の少なさや老後資金への不安から、受給開始時期の検討をする人が増えているのでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】