2. 回答者の約6割が「投資経験あり」と回答
上記調査の「投資に対するあなたの考えについて、最も近いものは何ですか?」というアンケートに対して、47.8%の人が「現在やっている」と回答しました。
10.7%の人が「やったことはあるが現在はやっていない」と回答しており、約6割の人が「投資経験がある」ことがわかりました。
また、24.9%の人が「投資はやったことないが関心はある」と回答しており、合計で8割以上の人が投資に関する行動をしていたり、関心の度合いが高まっていたりしていることがみてとれます。
2.1 投資を始めたきっかけの多くが「貯蓄・老後への不安」
株式会社GA technologiesによる「投資を始めたきっかけ」に関するアンケート調査では、57.3%の人が「貯蓄だけでは不安だと思ったため」と回答しています。
次いで多かったのが、45.9%で「老後の資金にするため」であり、将来への不安から投資を始めた人が多いことがわかります。
また、中には「面白そうだと思ったため」「ある程度の貯蓄ができるため」といったポジティブな理由から投資を始めている人もいました。
なお、株式会社GA technologiesの同調査による「投資目的」に関するアンケート調査では、6割以上の人が「資金を増やしたい」と回答しました。
次いで多かったのは、「いざという時のお金の確保」「生活レベルを上げるため」であり、生活の安定や向上を目的にした回答が上位となりました。
物価の高騰や老後への不安感などから、将来のために投資を活用して貯蓄をする人が増えてきていますが、実際のところ「どのくらい貯蓄していれば普通」なのでしょうか。
次章にて、年代別における平均貯蓄額について見ていきましょう。