4. 都道府県別お金事情:自分は「倹約家」?「マネー知識豊富」? 意識調査の結果を紹介
ソニー生命が発表した「生活意識調査2023」では、2023年11月2日~11月10日の9日間にかけて調査が行われました。
回答したのは各都道府県100人ずつ、合計で4700人です。
年齢層は20~59歳と幅広く、質問項目も年末年始の過ごし方・なりたい自分・暮らしやすさ自慢などさまざま。
今回はそのなかから、お金に関する質問と回答をピックアップして紹介します。
4.1 「自分は倹約家だと思う」1位は徳島県!
無駄遣いをしない、期間限定のキャンペーンやタイムセールを活用するなど、できる範囲での倹約を心掛けている方も多いでしょう。
同調査における「自分は倹約家だと思う」と回答した人の割合が多い都道府県トップ10は、以下のようになりました。
1位:徳島県(67%)
2位:茨城県(61%)
3位:埼玉県、滋賀県(59%)
5位:三重県、大阪府(58%)
7位:岐阜県、兵庫県、香川県(57%)
10位:神奈川県、山口県(55%)
トップ10にランクインした都道府県のうち、3府県は関西が占めていました。
日本三大商人にも数えられている近江商人や大阪商人の拠点であったことが影響し、現代の人も倹約家が多いのかもしれません。
4.2 「自分はマネー関連の知識が豊富だ」1位は大阪府!
同調査「自分はマネー関連の知識が豊富だ」1位には、大阪府がランクインしました。
1位:大阪府(24%)
2位:埼玉県(23%)
3位:神奈川県(22%)
4位:山梨県、奈良県(21%)
6位:北海道(20%)
7位:宮城県、京都府(19%)
9位:東京都、福岡県(18%)
トップ10を見てみると、関西が3府県、関東が3都県のほか、東北地方の中心である宮城県と九州地方の中心の福岡県も登場しています。
全国展開している金融機関や証券会社の本店・支店の数が多い地域は、マネー関連の情報にも触れる環境が整いやすいことが、調査結果にも影響しているのかもしれません。
5. ゴールデンウィークは帰省して地元の言葉を聞いてリラックスするのもアリかも!
本記事では、関西弁の早口言葉やお金の県民性を紹介しました。噛んだり詰まったりせずスラスラと言えたでしょうか。
方言のなかにはその地域独特にニュアンスが含まれており、共通語では表現するのが難しいものがたくさんあります。
ゴールデンウィークに帰省する方は、久しぶりに地元の言葉を聞いたり話したりしてホッとひと息つくのも良いかもしれませんね。
【参考資料】
荒井 麻友子