【年金額】2年連続増額「68歳以上」は合計4.6％増へ。年金一覧表で見る60歳～90歳以上「厚生年金・国民年金」平均月額はいくらか 2024年度の年金額増額を受け取れるのは6月14日（金）から

3. 【年金一覧表】厚生年金「60歳～90歳以上」の平均月額はいくら？国民年金との差は

次に、厚生年金の年齢別の平均月額を確認します（以下はすべて国民年金部分を含みます）。

年金一覧表

※65歳未満の厚生年金保険（第1号）の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者となっています。

厚生年金は65歳以上をみると14万円台～16万円台でした。

厚生年金は働き方や収入によって違いがあるので、ご自身の場合についてはねんきんネットやねんきん定期便で確認しましょう。

今回確認したように、年金額は毎年度改定されますが、物価高でも実質的に目減りでした。

少子高齢化の日本においては、今後年金のみで生活するのは厳しいところでしょう。

早くから老後に向けて預貯金や個人年金保険、私的年金、また資産運用などで備える必要があります。

資産運用はリスクがあるのでご自身に合ったものを調べる必要がありますが、お金に働いてもらうことができます。

また、できるだけ長く働き続けるキャリアプランを考えることも重要でしょう。

さまざまな選択肢から、老後生活にむけて備える方法を考えてみてくださいね。

宮野茉莉子