【年齢別・一覧表】厚生年金＆国民年金「60歳～90歳以上」平均月額を1歳刻みで見る【2023年4月ベストセレクション】

2. 【年金一覧表】厚生年金＆国民年金「イマドキ60歳～90歳以上」平均月額はいくら？

「60歳～90歳以上」平均年金月額

出所：厚生労働省年金局「令和3年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」

ここからは、厚生労働省が公表する「令和3年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、年金受給額の月額平均を1歳刻みで確認していきます。

※厚生年金には国民年金（基礎年金）の月額を含む

65歳以降の年金月額は、国民年金であれば5万円台です。厚生年金の場合は78歳までは14万台、79歳以降～83歳までは15万円台、84歳以上は16万円台となっています。

なお、国民年金、厚生年金いずれも65歳未満で低くなっていますね。これは、以下の理由によるものです。

65歳未満の厚生年金保険（第1号）の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない「報酬比例部分」のみとなるため。

65歳未満の国民年金の受給権者は、繰上げ受給を選択した方です。繰上げ受給とは、年金を早めにもらい始める代わりに年金額が減るしくみ。受給開始を1カ月繰り上げるごとに0.4%の減額率が適用されます。