50歳代になると、気になるのが老後の生活です。
年金のみに頼る生活に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。そこで利用したいのが「新NISA」を利用した老後資金の形成です。
では、50歳代から新NISAで資産形成を始めても老後に向けて充分な資産を用意できるのでしょうか。
本記事では、55歳から「毎月3・5・7・10万円」の積立投資をした場合、65歳までに用意できる資産額をシミュレーションするので参考にしてみてください。
1. 新NISAとはどのような制度か
まずは、2024年より開始した新NISAがどのような制度なのか確認しましょう。
新NISAは、投資で得た利益と配当金が非課税になる制度です。通常、投資で発生する利益と配当金には約20%の税金がかかりますが、新NISAではこれらの税金がかからないためお得に資産形成ができます。
また、年間に投資できる金額は360万円となっていて、最大で1800万円分の投資商品を非課税で保有可能です。
では、新NISAを活用した積立投資で資産をいくら築けるのか、次章でシミュレーションしていきましょう。