2. 子どもの無断課金対策1「クレジット登録をしない」「親の財布やカードを見せない」
課金しなくても遊べると親は思っていても、子どもの周囲で実際に課金をしてアイテムを増やしている子がいれば「羨ましい」という気持ちが芽生え、「自分も課金をしたい」と思うのは当然ながら起こりえます。
課金による様々なトラブルが報じられており、「課金をしてはいけない」と親が話をしても、子どもはアプリゲームの購入やアイテム購入をしたくなれば親にばれないようコッソリ課金する手段を考えます。
一番手っ取り早いのは、親のクレジットカードの番号を入力し決済する方法です。親のお財布がどこにあるかは一緒に生活をしていれば検討がつきます。お風呂に入っている時、家事をしている時を狙いクレジットカードの番号とセキュリティ番号をメモに書いて控える、またはスマートフォンで撮影して保存すればいつでも課金できるようになります。
親子でスマートフォンやタブレット端末を共有している場合はクレジットカード決済を利用した履歴を消去し、課金できないようチェックすることも大切です。
知らぬ間に課金し、その回数が増えれば驚くような額になります。番号が登録されているまたはクレジットカードの番号を入力すれば使用限度額にならない限りいくらでも課金できます。子どもにとっては魔法のようなことで、一度はまってしまえばニュースなどで報道されるような金額になっても不思議ではありません。
親としては子どもを信用したいですが、「絶対に起きない」と言い切れない怖さがあります。子どもが課金をしたがる回数が増えてきたらお財布を「いつもの場所」から違う場所に保管するようにしましょう。
子どもが絶対に分からないような場所に隠すか、クレジットカードはお財布とは別のカード入れに入れて別の場所に保管するなどして課金トラブルを未然に防いでください。