4月になると園芸店ではバラの新苗が並びます。「新苗」とは前年に接ぎ木して、初めての春を迎えたバラの赤ちゃんです。

ガーデナーなら誰もが憧れる「バラのある暮らし」。今回は新苗から育てるバラ栽培のテクニックを解説します。

記事最後には新苗からでも元気に育つ強健なバラを、参考価格とともに紹介していますので、品種選びの参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「新苗」にまつわるあれこれ&「強健なバラのオススメ品種」

【写真・図表1枚目/全6枚】バラを新苗から育てる醍醐味、味わってみませんか?2枚目以降で「栽培カレンダー」と「おすすめ品種」たっぷり紹介します!

バラの花が咲いている。色はアプリコットオレンジ

jkcDesign/shutterstock.com

1.1 新苗の魅力とは?

  • 新種が手に入る
  • 大株に育て上げる醍醐味
  • リーズナブルな価格

1.2 新苗の栽培テクニック

  • 新苗栽培カレンダー
  • 購入後はすぐに植え付ける
  • たっぷり水やりする
  • 肥料を与える
  • 夏までは花を咲かせない
  • シュートが伸びてきたら切り戻す

1.3 強健なバラオススメ品種

  • アイスバーグ
  • バフ・ビューティー
  • アンジェラ
  • レッド・レオナルド・ダ・ビンチ

2. 新苗の魅力とは?

2.1 新種が手に入る

前年にバラのナーセリーによって発表された新種は、新苗でしか手に入りません。レア品種をいち早く手に入れたい世界中のバラ愛好家が、首を長くして待っています。

2.2 大株に育て上げる醍醐味

新苗はバラの赤ちゃんなので、育て方しだいで自分好みに仕立てられます。その半面、ひとつ間違うと思うように生長しないことも。

初心者にはややハードル高めですが、十分経験を積んだ方は一度新苗栽培にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

2.3 リーズナブルな価格

大苗と比べると新苗は2000円前後と価格がやや低め。たくさんの苗を購入したい方にとっては、経済的にもうれしいところです。