再び急落! 武田薬品工業が▲5%超安。日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2018年4月6日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、狭いレンジ内での荒い値動き

2018年4月6日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,567円(▲77円、▲0.4%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,719.3(▲5.3、▲0.3%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,178.8(▲12.0、▲1.0%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:661、値下がり銘柄数:1,354、変わらず:66
  • 値上がり業種数:9、値下がり業種数:24
  • 年初来高値更新銘柄数:105、年初来安値更新銘柄数:53

東証1部の出来高は14億6,938万株、売買代金は2兆6,577億円(概算)となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金はほぼ横這いでした。日本時間朝方のトランプ発言(中国への追加課税)や、雇用統計発表を控えて模様眺めムードが強まった一方、主力値嵩株を買い戻す動きも見られました。

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売買代金は3日連続で2兆6,000億円台を維持しています。

そのような中、日経平均株価は狭いレンジ内でやや粗い値動きとなりました。前場の半ばに一時▲95円安となるものの、後場に入ると一時+97円高まで買われました。

しかし、最後は失速して3日ぶりの反落で引けましたが、終値で21,500円台はキープしています。

なお、TOPIXも同じような値動きでした。

東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は再度1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は4,500万株、売買代金は1,015億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は再び1,000億円を上回りましたが、個人投資家の物色意欲の回復は鈍く、出来高は5日連続で5,000万株を下回るなど低調な商いだったようです。

また、総合指数も▲1%超安となる反落でした。新興市場が再び活況となるためにも、有望な物色テーマの登場が待たれます。

武田薬品工業が再び▲5%超安の急落、決算発表後のセブン&アイHDは大幅上昇に

個別銘柄では、武田薬品工業(4502)が再び▲5%超安の急落となり、ファナック(6954)も値を下げ、安川電機(6506)は大幅安となりました。

また、半導体関連を中心にハイテク株の一角が大きく売られ、SUMCO(3436)が▲3%超安となって年初来安値を更新し、NEC(6701)は4日連続で安値更新となっています。

その他では、黒鉛電極の需要減少に対する懸念から関連株の下落に歯止めがかからず、昭和電工(4004)と東海カーボン(5301)が年初来安値を更新したのが目を引きました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が5日ぶりに小反発し、資生堂(4911)も値を上げて年初来高値を更新しました。

また、前日に決算発表を行ったセブン&アイ・ホールディングス(3382)が+3%超高の大幅上昇となり、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)やイオン(8267)が年初来高値更新となるなど、小売株の一角が買われています。

その他では、家庭用チーズの値上げを発表した雪印メグミルク(2270)が一時+7%高に迫る急騰となったのが注目を集めました。

新興市場では、SOU(9270)や神戸天然物化学(6568)が大幅続伸となって高値を付けました。また、Mマート(4380)やユナイテッド(2497)も堅調に推移したようです。一方、ファイバーゲート(9450)が急落し、ビープラッツ(4381)も高値を付けた後に急落となりました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。