2. 【ウエルシア初の冷凍食品】素材にこだわった冷凍餃子、決め手は「あごだし」
それでは、今回なぜ冷凍食品を販売することになったのでしょうか。同社の商品本部・商品企画部・岡本貴部長は「2023年に実施した『ドラッグストアにあったらうれしい食品』に関するアンケートで、冷凍おかずを求める声が多かった」と理由を説明します。同社のプライベートブランドはユーザーの声を最重視していることもあり、競争の激しい領域ながら挑戦することを決めたそうです。
前述したアンケートの中で特に支持が高かったのが「冷凍餃子」です。こちらについてもユーザーへのアンケートを通して、具材の量が多いこと・肉汁があふれること・皮が薄いこと・大きめサイズなどが求められていることを明らかにし、開発をスタートしました。
新商品の名前はズバリ「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」。特徴となるのは以下の5点です。
- 鹿児島県産の黒豚のみを使用
- 国産野菜を使用
- 具材量(肉/野菜)を多めに配合
- ジューシー感をアップさせる「国産あごだし」を使用
- より食感を感じる0.6mmの薄皮
岡本本部長は商品開発の苦労について、「最後の決め手に悩み、試行錯誤した。その中でたどりついたのが『あごだし』だった」とコメント。これがどのような効果をもたらしているのかはのちほどのレビューでお伝えします。
「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」は12個入りで、店頭価格は税込429円。賞味期限は180日。4月18日から全国のウエルシア薬局で販売を開始します。
3. 【ウエルシア初の冷凍食品】炒飯を監修したのは名ラーメン店の店主
「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」に続く第2弾として展開される商品が、「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」です。気になる「あの店」というのが、ミシュランガイド ビブグルマン連続受賞やTRYラーメン大賞で総合大賞3連覇の実績をもつ「ラーメン屋 トイ・ボックス」です。
からだWelciaにとって初のコラボ商品、トイ・ボックスにとっても炒飯のコラボは初めてとのこと。特徴となるのは以下の4点です。
- 濃厚な旨味ながらもさっぱりした「鶏油(チーユ)」
- 旨味を引き出す「たまり醤油」
- 香ばしさを引き出す「こがし醤油粉末」
- 柔らかいバラ肉「チャーシュー」
こちらも餃子同様に試作を繰り返し、トイ・ボックス店主の山上貴典氏も「トイ・ボックス監修という形で出しても恥ずかしくない」とお墨付きの一品が完成しました。鶏油の香りと甘み、醤油の香りにこだわりが詰まっているとのことです。
「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」の容量は300gで、店頭価格は税込321円。で5月21日から全国のウエルシア薬局で販売を開始します。