ウエルシア薬局株式会社は、2024年4月3日、ウエルシアのプライベートブランド「からだWelcia・くらしWelcia」新商品発表会を開催しました。発表されたのは、同ブランド初となる「冷凍食品」です。しかも第1弾・第2弾としてリリースするのは、激戦区である「肉餃子」と「炒飯」。一体どんな味とこだわりがあるのか、担当者の説明と実食レビューで紹介します。
1. 【ウエルシア初の冷凍食品】「からだWelcia・くらしWelcia」ってどんなブランド?
「からだWelcia・くらしWelcia」は2020年11月に発足した同社のプライベートブランドで、発足から3年を迎えています。商品は「からだWelcia」と「くらしWelcia」に区分されており、からだWelciaが「口に入れるものや肌に触れるものなど、いのちに寄りそうもの」、くらしWelciaが「生活に便利、快適、安心をお届けするもの」という定義になっています。
プライベートブランドというと「安価」を売りにするものも多いですが、からだWelcia・くらしWelciaは「当たりまえを超えた高付加価値」にこだわりを持っています。現在展開しているカテゴリーは、ヘルスケア・ビューティケア・食品・日用品の4カテゴリー。2023年12月時点の商品数は270以上で、2026年には400商品に拡大する予定とのことです。
同ブランドを象徴するのが「長すぎる商品名」です。たとえば、「誰も傷つけたくないスポンジ」のようにユーザーが一目で「これが何の商品か」ということを理解できるネーミングを行っています。
発表会で同社の桐澤英明副社長は「商品にキャラクター性をもたせることで、商品の背後にいる人が見えるようにしている」と意図を説明。これは「いいものがある。いいひとがいる。いい店だと思う。」というウエルシアホールディングスグループのビジョンにも通じるものです。