5. 【年金一覧表】都道府県別「厚生年金」の平均年金月額はいくらか検証

同様に厚生年金の受給額も都道府県別に見ていきます。

  • 北海道:13万5428円
  • 青森県:12万2134円
  • 岩手県:12万6451円
  • 宮城県:13万8832円
  • 秋田県:12万3060円
  • 山形県:12万4586円
  • 福島県:13万101円
  • 茨城県:14万6466円
  • 栃木県:14万2763円
  • 群馬県:14万2216円
  • 埼玉県:15万5412円
  • 千葉県:15万8918円
  • 東京都:15万7478円
  • 神奈川県:16万4088円
  • 新潟県:13万2192円
  • 富山県:13万8275円
  • 石川県:13万5622円
  • 福井県:13万4001円
  • 山梨県:13万8308円
  • 長野県:13万8241円
  • 岐阜県:14万3622円
  • 静岡県:14万5456円
  • 愛知県:15万4191円
  • 三重県:14万5528円
  • 滋賀県:14万8134円
  • 京都府:14万5774円
  • 大阪府:15万477円
  • 兵庫県:15万3197円
  • 奈良県:15万6630円
  • 和歌山県:14万488円
  • 鳥取県:12万7492円
  • 島根県:12万7668円
  • 岡山県:14万72円
  • 広島県:14万4695円
  • 山口県:14万2309円 
  • 徳島県:12万7933円
  • 香川県:13万7904円
  • 愛媛県:13万4239円
  • 高知県:12万6353円
  • 福岡県:13万9693円 
  • 佐賀県:12万8083円
  • 長崎県:13万1373円
  • 熊本県:12万6583円
  • 大分県:13万537円
  • 宮崎県:12万3237円
  • 鹿児島県:12万7243円
  • 沖縄県:12万3459円
  • その他:12万7726円

厚生年金では都道府県による差も大きいことがわかります。1番高いのは神奈川県の16万4088円、1番低いのは青森県の12万2134円です。

ただし、居住する場所によって年金額が決まるわけではありません。

厚生年金では年収が高い人や加入期間が長い人ほど、多くの厚生年金が受給できることが特徴です。賃金の水準は都道府県によって差があり、都市部より高い傾向にあります。

その他、自営業の比率や共働きの比率も都道府県で異なるため、結果として年金受給額に差が現れたと考えられます。

6. 老後生活への計画を

今回は年金の仕組みや都道府県別の平均受給額について解説をしていきました。

おおよその受給額や現在の収支を把握することで、老後生活への計画が立てやすくなります。

今流行りのNISAやiDeCoを知る前にご自身の現状を把握してみましょう。老後生活を迎えたと同時に準備することもできますが、準備期間が短いため難しいのが現状です。

この記事を読んで年金受給額を事前に把握する重要性に気づいていただけたら幸いです。

参考資料

長井 祐人