LIMOが2023年4月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年4月16日)

牧野富太郎博士は日本の植物分類学において多大な功績を残し、「日本植物学の父」と称される人物。現在NHKで放送中の連続テレビ小説「らんまん」の主人公、槙野万太郎のモデルにもなっています。

牧野富太郎とはどのような人物なのでしょうか。今回はその功績とともに、高知県立牧野植物園に咲く博士ゆかりの草花も紹介します。

「日本植物学の父」牧野富太郎とは?

「日本植物学の父」牧野富太郎

「日本植物学の父」牧野富太郎

Purino/shutterstock.com

牧野富太郎博士は1862年に現在の高知県高岡郡佐川町で生まれました。自然に囲まれた地域で幼少期を過ごし、野山で見つけた植物に深く興味を持ちます。

植物について独学で勉強するうちに東京大学理学部の植物学教室への出入りを許可され、植物学の研究に没頭。つぎつぎと新種を発見しながら、数多くの植物にそれまでなかった日本語の学名を命名しました。

博士が発表した「牧野日本植物図鑑」は日本の植物学の基礎を築いた書物とされ、植物愛好家のバイブル的存在に。高知市にある牧野植物園には、博士が愛した四季折々の草花が集められています。

 

【朝ドラ・らんまん】牧野植物園に咲く「牧野富太郎が愛した花」バイカオウレンなど

1. バイカオウレン

バイカオウレン

 バイカオウレン

63KEI/shutterstock.com

  • キンポウゲ科オウレン属
  • 草丈:3~10センチ
  • 開花期:2~3月
  • 参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

ウメに似ている白い小花が可憐なバイカオウレン。切れ込みが美しい深緑の葉は常緑で、地面をほふくしながら広がります。牧野博士の生家の裏山に自生していた花として有名です。

2. キエビネ

キエビネ

キエビネ

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  • ラン科エビネ属
  • 草丈:30~55センチ
  • 開花期:4~5月
  • 参考価格:800~1000円前後(3号ポット苗)

キエビネは太い茎を長く伸ばしてスタイリッシュな草姿。一般的なエビネより花が大型で、鮮やかな黄色い花を咲かせます。わずかに香る柑橘系の香りが爽やかです。

3. ラショウモンカズラ

ラショウモンカズラ

 ラショウモンカズラ

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  • シソ科ラショウモンカズラ属
  • 草丈:20~30センチ
  • 開花期:4~5月
  • 参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

能の演目「羅生門」にちなんで命名されたラショウモンカズラ。紫色の花が美しく、明るい山林で群生して生息します。旺盛にランナーを伸ばしながら増えるので、グランドカバーにもオススメです。