【朝ドラ・らんまん】牧野植物園に咲く「牧野富太郎が愛した花」カリガネソウなど
7. カリガネソウ
- シソ科カリガネソウ属
- 草丈:80~100センチ
- 開花期:8~9月
- 参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)
花の上に飛び出しゆるいカーブを描く雄シベが特徴的なカリガネソウ。鮮やかな青紫の花はキレイですが、触れると強い硫黄臭を発します。山林のやや湿った場所に生育。
8. サガリバナ
- サガリバナ科サガリバナ属
- 草丈:10~15メートル
- 開花期:6~8月
- 参考価格:1500~2000円前後(3号ポット苗)
サガリバナは日本の沖縄や石垣島などの水辺に生える植物。フワフワした白や薄いピンクの花が垂れ下がって咲きます。夕方に咲き始め、夜明けには水面に落ちてしまう「幻の花」です。
【朝ドラ・らんまん】牧野植物園に咲く「牧野富太郎が愛した花」ダイサギソウなど
9. ダイサギソウ
- ラン科ミズトンボ属
- 草丈:30~60センチ
- 開花期:8~10月
- 参考価格:1500~2000円前後(3号ポット苗)
白い花が羽を開いたサギに似ていることが名前の由来となったダイサギソウ。日当たりのよい湿った草地や山林に自生しています。比較的大きな花は、空を舞う鳥のように優雅です。
10. ガンゼキラン
- ラン科 ガンゼキラン属
- 草丈:40~60センチ
- 開花期:5~6月
- 参考価格:1500~2000円前後(3号ポット苗)
ガンゼキランは日本から東南アジアにかけて分布する大型のラン。ややうす暗く湿り気のある場所を好みます。鮮やかな黄色の花が華やかで、森の中でひときわ目立つ存在です。
まとめにかえて
故郷の山や野原に咲く名もなき草花に目を留め、愛情を込めて研究し続けた牧野富太郎博士。その功績は日本植物学における貴重な財産と言えるでしょう。
身近に咲いているかもしれない可憐な草花を探しに、春の野山に出掛けてみませんか。