2. なぜ新幹線よりも料金が高くなっているのか
在来線よりも新幹線の方が安いというねじれ現象はなぜ発生したのでしょうか。
今回の改定は料金の変更だけでなく、換算する乗車距離数の単位が以前よりも細かくなりました。東京~熱海間は距離が長く、新しく設定された101キロ以上という長距離の分類に該当してしまったのですね。
すべての区間でこだま利用の方が安くなるわけではありませんが、長距離の場合は確認しておくと安心なのではないでしょうか。
白衣鉄道さんは、2024年3月24日に稲毛~熱海間を移動。新幹線は対象外となる青春18きっぷを利用していたため、普通列車グリーン車を選択したそうです。
それでも「実際にはJREポイント600ポイントで乗車したので1800円も払っていません」と別のお得な乗車ぶりを教えてくれました。
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、
- 「これはまさにライフハックかも」
- 「東京~熱海間か。なるほど」
- 「グリーン車がより高級になりましたね」
など、さまざまな反応のコメントが多く寄せられました。
首都圏の普通列車グリーン車🍀、料金体系変更により東京ー熱海は新幹線こだまの自由席に乗った方が安くて早く着くというライフハック。 pic.twitter.com/a8htvQrXWs
— 白衣鉄道🐥 (@Lab_coat313) March 24, 2024
3. 首都圏の普通列車グリーン車の新しい料金を紹介
東京~熱海間の乗車券は1980円。これは新幹線・在来線共通の値段です。さらに特急券が以下の料金となります。
- 新幹線(東京~熱海・こだま自由席)1760円
- 普通列車グリーン料金(自由席)50キロまで:1010円、100キロまで:1260円、101キロ以上:1810円
- Suicaを利用した乗車の場合は260円の割引が適用されます
いかがでしたでしょうか。今回は、Xで話題になっている「普通列車グリーン車の料金改定を受けて気づいた、新幹線こだまのライフハック」についてご紹介しました。
白衣鉄道さんは、名古屋を中心に日本中、世界中の交通機関について投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
成瀬 亜希子