2. インターン生がフルリモートにこだわる理由は?
2.1 意見1:就活する際の参考になるから
自分がリモートワークに向いているのかどうかは経験してみないと分からないことなので、就職する前に経験しておく必要があると思います。
今の時代の企業で、リモートワーク可か不可かは重要なポイントになります。就職する前に、自分がリモートワークに適しているのかを知るためにインターン等でリモートワークの経験を積むことは就活に役立つのではないでしょうか。
2.2 意見2:移動時間がないぶん、スケジュールを組みやすい
就職活動を並行して行う際、移動時間などはできるだけ避けたいと感じます。最近は企業説明会や短期インターンシップもオンラインで開催する企業が増えてきました。交通費もかからず、(条件は限られますが)いつでもどこでも働けるのは、かなりメリットだと感じます。
また、株式会社学情が実施した調査によると、就職活動において、「出社かテレワークか」を意識する学生が6割超という結果が出ています。
最近は就活時にその企業がテレワークをやっているかどうか意識する学生が増えています。時間効率を重視する人が増えているので、通勤時間をカットできるテレワークの魅力が重視されてきています。
インターンシップはどうしてもその先の就活を意識するので、就活でのトレンドがインターンシップにも流れてきているのだと思います。
加えて地域格差の是正効果もあると思います。どうしても企業は首都圏に集中しているのでどこからでもできるフルリモートは地方大学の学生にとって最高の存在なのではないでしょうか。
2.3 意見3:生活拠点がコロコロ変わるため
大学は秋田県、実家は東京都にあるのですが、長期休暇ごとに実家に帰るため、年の3分の2は秋田県、3分の1は東京で過ごしています。
フルリモートは私のように生活拠点の変化がある人にとってWiFiさえあればどこでも働くことができるので、助かっています。
また、私は現在アメリカへ留学中です。留学先からも働くことができていて、国境を越えても気に入ったお仕事を続けられることはフルリモートならではだと感じています。
3. インターン生がフルリモートで助かっていること
3.1 意見1:ペットのお留守番時間を減らせる
私の両親は平日毎日仕事で、平日は自分が家にいないとペットに長時間のお留守番をさせてしまうことになります。
大学がある日は半日程度のお留守番をさせてしまいますが、休みの日はインターンをしながら家にいてあげることができます。ペットに寂しい思いをさせることが減ったので助かっています。
3.2 意見2:身支度をしなくて良いのが地味にありがたい
人前に出るとなると綺麗な服装に着替えて、メイクとヘアセットをして荷物をまとめて……と身支度に時間がかかるのですが、リモートならどんな服装でも仕事ができるので時間が節約できて助かっています。
3.3 意見3:忙しいスケジュールの中で、時間を節約できている
移動に時間を取られない分、課題や家事に時間を回せるので、対面のアルバイトをがっつりしていたころよりも日々の生活にゆとりを持てます。
実家では、両親と退勤時間が同じでも、通勤時間がない分、私はすぐに夕飯作りに取り掛かることができ、家族が返ってくる頃にちょうどご飯ができているという状態になり、家族みんなからも感謝されます(笑)
私は長野県に祖父母と妹が住んでいるので、大学のない日にちょこちょこ顔を見せに行くのですがその際にも仕事ができるのは大変助かっています。
服装を気にしなくていいのも助かります。家からでなくても良いので準備に時間をとらわれないのが嬉しいです。たまに午前中の勤務時は寝ぐせつけたままパジャマ姿でパソコンを叩いています(笑)