【日経平均株価】日銀会合、FOMCなど、日米の金融政策に注目

2. 25日線を割り込むようなら様子見も

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週は週初に終値ベースで4万円を突破したものの週末には4万円を割ってしまっていました。先週は4万円をできるかどうかがポイントでした。実際にはザラ場でも4万円に達することはなく、終値ベースでも3万8700円～3万8800円の間で小幅な値動きとなりました。

今後の展開はどうなるでしょうか。チャートの形で気になるのは、昨今のもみ合いでローソク足の実体が25日移動平均線付近まで下がってきていることです。25日線では押し目買いも見られるものの、ローソク足の実体が25日線を割るようであれば、様子を見てもいいでしょう。ただし75日線のある3万6000円付近までは押し目買いを狙っている投資家も多いと思われます。

もちろん、25日線から反発するようであれば積極的に付いていきたいところです。再度4万円を回復することができれば、一段上のステージへ向かう期待も高まります。

再度4万円を回復することができれば、一段上のステージへ向かう期待も高まります。