新年度には新たな部署へ異動する方も多いですが、昇進する方もいるでしょう。
中間管理職への昇進とともに、基本給や役職手当、賞与が増加するのが一般的です。
しかし、責任の増加に比べて収入の増加幅が小さいケースもあり、必ずしも喜ばしいことばかりではありません。
本記事では、中間管理職の給与事情やキャリアプランニングについて解説します。出世に悩む人が知るべきポイントを押さえ、充実したキャリアを目指しましょう。
1. 中間管理職の平均年収一覧
厚生労働省「令和4年 賃金構造基本統計調査 結果の概況」を基に、役職別の賃金を見てみましょう。
1.1 男女計の役職別・平均年収
- 部長級:58万6200円
- 課長級:48万6900円
- 係長級:36万9000円
1.2 男性の役職別・平均年収
- 部長級:59万3100円
- 課長級:49万5600円
- 係長級:37万9100円
1.3 女性の役職別・平均年収
- 部長級:52万100円
- 課長級:43万5000円
- 係長級:33万7600円
年間賞与、その他特別給与を加えた年収は以下の通りです。
1.4 男女計の賞与等を加えた平均年収
- 部長級:902万3600円
- 課長級:768万5600円
- 係長級:574万8500円
1.5 男性の賞与等を加えた平均年収
- 部長級:915万7200円
- 課長級:786万2500円
- 係長級:592万400円
1.6 女性の賞与等を加えた平均年収
- 部長級:774万4700円
- 課長級:663万900円
- 係長級:521万4600円