LIMOが2023年下半期にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。    
    
(初掲載*2023年09月19日)    

秋は種まきに最適な季節。苗から育てるよりもコスパがよく、種類を選べばガーデニング初心者でも簡単に発芽させることができます。

今回は、秋に種まきができる草花をご紹介。

ガーデニング初心者でも成功しやすい草花をセレクトしましたので、ぜひ秋~春のガーデニング計画にお役立てください。

草花の種まきの基本〈ポイント2つ〉

〈ポイント 1〉種の種類を確認する

草花の種には、日光が当たらないと発芽しない「好光性種子」と、暗い場所じゃないと発芽しない「嫌光性種子」の2種類があります。

【好光性種子】

  • 種に日光が当たるよう土はごく薄くかける(種類によっては覆土が不要なものもある)

【嫌光性種子】

  • 日光が当たらないようしっかり覆土する

市販の種袋には「好光性種子」なのか「嫌光性種子」なのか、また覆土の量についての説明も書かれています。種まきの前にしっかり確認しておきましょう。

〈ポイント 2〉草花に合わせた種まきの方法を選ぶ

草花の種まきの基本

草花の種まきの基本

Irina Shatilova/istockphoto.com

草花の種のまき方には、大きく分けて3つの方法があります。

【直まき】

  • 土の上に種をばらまく方法。種が重なったり、雨で流れたり、強風に飛ばされたり、鳥に食べられたりすることで発芽に至らないことも。

【点まき】

  • 庭や鉢などの土に穴を開け、2~3粒の種を一緒に植える方法。状態が悪い芽は間引き、元気が良い芽を1本だけ残して育苗する。

【ポットまき】

  • ポリポットや育苗ポットで種を育て、ある程度成長してから庭や花壇に移植する方法。手間はかかるものの発芽率は高め。

草花によっては直まきを好む「直根性」や、逆に直まきには適さないものあるので要注意。

花畑のような景色をつくりたいときは、発芽率が高く、かつ育てやすい草花の種を混合した「ミックスフラワーの種袋」を購入するのもオススメです。