7. 関西弁7. むいむい

「むいむい」は、虫のことを指す関西の赤ちゃん言葉です。

虫のなかでも、特にイモムシのことを指すことが多いのだとか。

ほかにも、みかんなどの皮を剝くときにも「むいむい」と言うことがあるそうですよ。

8. 関西弁8. やんぴ

「やんぴ」は、「やめた」「抜ける」といったニュアンスの関西弁です。

主に子どもが使う言い回しで、「やーんぴ」と言って遊びをやめるときに使います。

イントネーションは、共通語でいう「やーめた」とほとんど同じです。

関西圏でも人によって少し言い方が変わるようで、「やんぺ」と言うこともあるのだとか。

「やんぴ」「やんぺ」を使わない地域の人からすると、「ぱぴぷぺぽ」で終わる言葉をあまり聞く機会がないため、不思議に感じることもあるそうです。

9. 関西弁9. わや

「わや」は、むちゃくちゃな状態を表現するときに使われる関西弁。

部屋がおもちゃや服でごちゃごちゃになっているときや、子どもが上手くご飯を食べられず机の上や口周りを汚してしまっているときなど、子育て中はいろんな場面で登場する言い回しです。

ちなみに「わや」は関西以外にも、中四国や北海道など広範囲で使われているそうです。

10. 関西弁10. テレコ

テレコは、「あべこべ」「入れ違い」「互い違い」といった意味の関西弁です。

育児中は、子どもが靴下や靴を逆に履いてしまったときなどによく使用します。

最近の若い世代は「テレコ」と言う人が少なくなりつつあり、主に年配の方がよく使っているのだとか。

もともとは歌舞伎用語で、2つの話の筋を1つの脚本にまとめ、交互に上演していくことを指していたそうです。