ガーデンで植物を育てるなら、草花がたくさん咲いた自然な風景を楽しみやすい「地植え」で育てたいものです。

とはいえ、なんでもかんでもすぐに地植えにしてしまうのは、あまりおススメできません。

植物のなかには、そもそも鉢植えが向いている植物もありますし、地植えにすることで予想以上に大きくなったり、増えてしまうこともあるからです。

そこで今回は、地植えにおススメしにくい植物について紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 「地植え」のデメリットとは?

植物を「地植え」にするメリットとは?

庭にカラフルな花やリーフプランツが地植えされている。

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植物を「地植え」にするメリットのひとつに、ナチュラルな風景になりやすいことが挙げられます。植物や環境の性質にもよりますが、地植えにすること植物が大きく生長しやすくなり、見映えもよくなります。

また、鉢植えのように土が乾燥することも少なくなり、頻繁な水やりの必要がありません。

一方、地植えのデメリットには、植物が想定以上に大きくなったり、生育範囲が広がってしまうことが挙げられるでしょう。大きくなりすぎて、他の植物の生育を妨げてしまうこともあります。

隣家との境界を超えて、植物が繁殖してしまう場合もあるので、植物を地植えにするときは、植物の特性をあらかじめ調べておき、あとあと後悔しないようにしましょう。