競馬ファンから愛された「オジュウチョウサン」

オジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット(母父シンボリクリスエス)という血統で、JRA通算40戦20勝と戦績を残しています。

2013年に行われたJRAの平地競走でデビューしましたが勝利できず、休養を挟んだ1年後に障害に転向。

勝利までに4戦を要しましたが、徐々に力を付けて2016年のJ・G1「中山グランドジャンプ」で勝利。2022年までにJ・G1を9勝、障害レースでの獲得金額は史上最高となる9億円超えをはたしております。

障害レース8連勝と敵なし状態だった2018年には、平地競走にチャレンジ。条件戦(500万下、1000万下)を連勝し、G1・有馬記念にも出走(9着)した人気馬です。

リラックスした様子が多く見られる「オジュウチョウサン」

リラックスした様子が多く見られる「オジュウチョウサン」

雪原と馬

出所:Yogiboヴェルサイユリゾートファームツイッターアカウント

現役引退後の2023年1月から、種牡馬としてYogiboヴェルサイユリゾートファームに繋養されているオジュウチョウサン。

気性の荒い馬が多いステイゴールド産駒ということもあって、現役時代はヤンチャな一面を持っていましたが、現在はリラックスした様子が多く投稿されています。

気性の荒い馬が多いステイゴールド産駒です。

リラックスした馬

出所:Yogiboヴェルサイユリゾートファーム

2月には舌を出した写真でもバズるなど、キュートな瞬間ばかり。

Yogiboヴェルサイユリゾートファームの担当者も、「もともとは、噛みつき癖や気性難という話も聞いていましたし、現役時代にいろいろなエピソードがあったので、最初は繊細で扱いが難しい子というイメージを持っていました」と話すように、現役時代のイメージと大きく違ったようです。