爽やかキュートな小花が広がる「ネモフィラ&ワスレナグサ」
ネモフィラ
春から初夏にかけて、爽やかな青い花を咲かせるネモフィラ。春の風物詩ともして知られ、広いスペースに植えると青いカーペットを広げたような光景が楽しめます。
青い花以外にも白花の「スノーストーム」、黒系の「ネモフィラ・ペニーブラック」などの品種も人気。加湿や蒸れが苦手なので、風通しが良い場所で管理しましょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
ワスレナグサ(勿忘草)
春から夏にかけて青やピンク、白などの小さな花で楽しませてくれるワスレナグサ。本来は多年草ですが、耐暑性が弱く夏越しが難しいため一年草として扱われています。
花径0.5~1センチと小さめなので、アプローチの脇や玄関前、また寄せ植えの前列など小スペースを彩るのに最適。逆に広いスペースに群生させ、グランドカバーとして楽しむのもオススメです。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
清楚でキュートな庭の主役に「トレニア&アンゲロニア」
トレニア
スミレのような清楚でキュートな花姿が人気のトレニア。春の終わりから秋にかけ、青や紫、ピンクや黄色などの鮮やかな花を咲かせます。
やや花数は少なくなるものの、半日陰で育てることも可能。一年草ながらも、翌年以降はこぼれ種の発芽も期待できます。
品種によっては翌年も開花する多年草トレニアもあるので、好みに合わせて選びましょう。一年草ですが、※参考価格:200~600円(3号ポット苗)
アンゲロニア
茎に沿って縦並びに花を咲かせるアンゲロニア。気温が安定した5月頃から秋にかけて、長期間庭や花壇を彩ってくれます。
アンゲロニアには複数の品種がありますが、なかでも比較的花が大きくて茎が倒れにくい「アンゲロニア・エンジェルフェイス」は人気の品種。
草丈が高いので、高さを出したい寄せ植えに使うのもオススメです。※参考価格:300~1000円(3号ポット苗)
まとめにかえて
一年草のメリットは、次々に新しい花を咲かせることと、多年草と比較すると育てやすい種類が多いこと。
その年の気分で植え替えできるのも一年草ならではの魅力といえるでしょう。本記事で紹介した花以外にも、春に咲く一年草にはさまざまなものがあります。
ぜひ園芸店やホームセンターに出向き、自宅の雰囲気に合う花を探してみてくださいね。
LIMO編集部