元保護猫さんの素敵なビフォーアフターがX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@Saeroyi_cat」さん。
当ポストには2024年2月22日時点で2800件を超えるいいねが集まり「どっちもかわいい」「前髪が変わった……甲乙つけられない!」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「前髪柄の猫ちゃん」のビフォーアフターが話題に
「髪型変わってる!どっちのせっちゃんがタイプですか?」というコメントとともに投稿されたのは2枚の写真でした。
Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の男の子「セロイ」くんです。
セロイくんは「おかっぱヘア」のような、かわいい被毛の柄が印象的な猫ちゃんです。
1枚目には子猫時代の姿がおさめられていますね。おでこ部分に「アーチ状」に生えた、キジ柄の被毛が印象的。まるで「髪型」のようでかわいいです……!
そんなセロイくんは、飼い主さんにたくさんの愛を受けてすくすくと成長しました。おもちゃ遊びが大好きなワンパク猫ちゃんに育ち、2024年の4月10日には3歳を迎えるそうです。
成長後の前髪はやや直線状に変化した印象です。そして、給料袋のぬいぐるみを咥えた「ワイルド」な表情には、子猫時代とは違った魅力がありますね。成長を感じる2枚の写真に、自然と心が温まります……!
2. 猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
2.1 獣医にかかる医療費
- 2018年:2412円
- 2019年:3016円
- 2020年:2918円
- 2021年:3367円
- 2022年:2392円
- 2023年:3400円
2.2 猫の保険
- 2018年:1729円
- 2019年:2349円
- 2020年:1758円
- 2021年:2731円
- 2022年:2069円
- 2023年:1988円
2.3 市販の猫主食用キャットフード
- 2018年:2599円
- 2019年:2745円
- 2020年:2673円
- 2021年:2978円
- 2022年:2877円
- 2023年:2988円
2.4 市販の猫おやつ用キャットフード
- 2018年:1092円
- 2019年:1303円
- 2020年:1241円
- 2021年:1346円
- 2022年:1356円
- 2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
3. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 21.5%:別れがつらいから
- 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。