2. 看護師の年収はいくら?

株式会社IBJの調査では、理想の結婚相手の職業として、男性側は「看護師」を選択する人が多い傾向にありましたが、看護師の年収はどのくらいなのでしょうか。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、100〜999人の企業規模に勤める看護師の平均年収は485万2700円となりました。

国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」によると、日本の平均年収は458万円であることから、看護師の年収は日本の年収水準よりもやや高いことがわかります。

看護師は国家資格であり専門的な知識が必要なことに加え、人手不足な病院や施設が多いことから、人材確保のために給与水準が他の職種よりも高いのだとうかがえます。

2.1 看護師の退職金はいくら?

看護師の退職金は勤務する企業によって異なります。

一般的に、退職金制度のある病院やクリニックにおいては、勤続3年目から退職金が支払われるケースが多いですが、全ての勤務先で退職金がもらえるとは限りません。

また、勤続年数によっても退職金額が変動し、勤続年数が長いほど退職金額が増額する傾向にあります。

3. 国家公務員の年収はいくら?

続いて、理想の結婚相手の職業として女性からの支持が多かった「国家公務員/公務員」の年収をみていきましょう。

人事院の「国家公務員給与の実態」によると、国家公務員の平均給与月額は41万2747円となりました。

単純計算で年収額になおすと、国家公務員の年収額は約495万円となります。

国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」による「日本の平均年収458万円」と比較すると、国家公務員の年収水準が高いことがわかります。

国家公務員の給与は主に、職種や勤務地、勤続年数によって異なるため、人によっては平均年収以上の給与を受け取れる可能性も大いにあります。

また、公務員の場合は給与が安定しており、突然給与が半減するといったケースがあまり見られないのも大きなメリットといえます。

3.1 国家公務員の退職金はいくら?

内閣官房内閣人事局の「退職手当の支給状況」によると、国家公務員の退職金額は下記のとおりです。

定年を理由に退職した人の定年退職の金額は約2000万円となっており、老後の大きな支えとなる額です。

とはいえ、誰しもが定年退職時に2000万円を受け取れるというわけではなく、勤続年数によって定年退職金が大きく変わります。

実際に内閣官房内閣人事局の同資料における勤続年数別の退職金額をみると、勤続年数5年未満の定年退職金は「158万7000円」、勤続年数40年以上の定年退職金は「2234万7000円」となっています。

上記からも、国家公務員の場合、勤続年数が長ければ長いほど退職金を多く受け取れる傾向にあるとうかがえます。

4. 現役時代の年収が高いほど老後も安泰に?

本記事では、実際の調査データをもとに「理想の結婚相手の職業ランキングTOP10」を紹介していきました。

調査の結果、結婚したい職業として男性側の1位は「看護師」、女性側の1位は「国家公務員/公務員」となりました。

看護師・国家公務員どちらも、日本の平均年収よりも高い平均水準となっており、パートナーを選ぶにあたって、やはり「年収」は重要視される傾向にあるのでしょう。

また、現役時代の年収が高いと、老後の厚生年金額もアップしやすくなり、長期的な経済安定につながりやすいです。

もちろん、結婚相手を選ぶにあたって「価値観や性格」なども重要ですが、将来への経済不安を軽減し、より豊かな老後生活を目指すのであれば、パートナーの年収や職業も考慮する価値はあると言えるでしょう。

参考資料

和田 直子