3. JRA「京都競馬場」から2時間45分歩き続けた
ビザンチンドリームは見事1着となるも…ジャスティンアースは終始外を周ったのが響いたのか5着となり、徒歩での帰宅が決定してしまいました。
大熱戦を見守った人からは、「さすがに面白すぎる」「すごい戦いだ」など、称えるコメントが多く見られました。
レース終了後、手持ちの10円を握りしめて約16km歩くことになった、そううんさん。京都競馬場から2時間45分歩き続け、目的地までたどり着いたそうです。
最後に、「競馬で一文無しになっても帰っては来れることを実証しましたが、日が暮れてしまうので帰りの交通費くらいは残しておくべきですね」というコメントを残しました。
4. JRA「京都競馬場」で大勝負を行った理由を聞いてみると
大きな話題を呼んだ、京都競馬場での大勝負。
投稿者のそううんさんに、今回のチャレンジについて話を聞いてみると、「春休み期間中の大学生である私には、お金の余裕がない代わりに時間と体力は潤沢にあります。お金の代わりに時間と体力を賭けることができれば、ギャンブルの楽しさをより味わうことができると考えたことが経緯となります」と説明してくれました。
そううんさんは、過去に京都から長崎まで歩いて帰省するなど、長距離を歩くことにはなれているので、16kmであれば簡単だと感じていたそう。
徒歩が決まった時の心境については、「『惜しかったけど駄目だったか』というもので、210円で5レース楽しめたのは上出来だなとも思いました。そもそも財布もICOCAも持たずに所持金210円で競馬場にいく時点で、歩いて帰宅することは大いにあり得ると思っていたので、ショックはそれほど大きいものではなかったです」とのこと。
京都競馬場にやってきました
— そううん (@soun142857) February 4, 2024
なお手持ちの現金は210円、ICOCAは持ってきていません。
これを380円にしないと帰れません pic.twitter.com/oxNAYJJLoQ
5. 大金をかける以外の方法で競馬を楽しみたい
いかがでしょうか。今回は「京都競馬場」で繰り広げられた大勝負について紹介しました。
取材の最後、そううんさんに競馬に興味を持ったきっかけを聞いてみると、「競馬好きの祖父が毎週競馬をやっていて、私が小さいころからそれを見ていて面白そうだと思ったことで、ゴールドシップやオルフェーヴルが走っていた時代からテレビでレースを見ていた記憶があります」と話してくれました。
そううんさんは、大金をかける手段以外の方法で競馬を楽しむにはどうすればいいのか…を考え、時間と体力をかけることにしたそう。
とんでもない脳汁の出し方に驚いた人も多いのではないでしょうか。
参考資料
小野田 裕太