BBタワー、上期営業利益は前期比89.0%減 先行投資期間を終え、年度内の黒字転換を見込む

2018年2月15日に行われた、株式会社ブロードバンドタワー2018年6月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社ブロードバンドタワー 代表取締役会長兼社長 CEO 藤原洋 氏

連結対象会社(平成29年12月末時点)

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藤原洋氏:まず、パート1。第2四半期決算概要でございます。対象連結会社にいろいろ変化がございました。現在3つのセグメントに分けておりますが、本体でやっておりますプラットフォーム事業に加えまして、IoT/AIソリューションセグメントを設けました。

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このIoT/AIソリューションセグメントにおきまして、エーアイスクエアは、AIソリューションの提供。それからIoTスクエアは、IoTおよびセキュリティサービス等の提供。そしてBBTOWER SAN DIEGO INC.は米国現地法人でありますが、IoTビジネスの海外拠点です。

それから、グローバルIoTテクノロジーベンチャーズが、IoT……主に国際的な企業へのベンチャーキャピタル投資事業であります。それから、グローバルIoTテック1号投資事業組合は、グローバルIoTテクノロジーベンチャーズが運営いたします、投資ファンドでございます。

この5つが、IoT/AIソリューションセグメントです。本年(2018年)1月31日に、GiTV Fund I Investment,L.P.を組成いたしまして、グローバルIoTテック1号投資事業組合は、本年3月に解散する予定です。

と言いますのは、これはL.P.なのですけれども、いわゆる投資事業組合……国内だけではなくて、海外へのファンド・オブ・ファンズなどが柔軟にできるように、海外に移したということでございます。

それから、メディアソリューションセグメントでございます。これは、ジャパンケーブルキャストおよびIoTスクエアです。

それから、持分法適用関連会社につきましては、Ingenico Japan、米国EvaerySense,Inc.、キャンパスナビTVがございます。

2018年6月期 第2四半期連結業績概況(前年同期比)

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このような関連連結対象の子会社および持分法適用会社を、会計基準に従って合算いたします。2018年6月期の第2四半期の結果は、売上高が48億3,300万円。それから、営業利益が5,700万円。経常利益が1億2,900万円。それから、親会社株主に帰属する当期純利益、いわゆる最終利益の連結のところでございますが、1億6,700万円となりました。

対前期との比較を(資料の)右側に付けておりますが、主な差は、連結子会社であったビービーエフの株式を10パーセントだけ残して、残りを売却したところが、主な要因でございます。

本体事業の選択と集中ということで、コンピュータプラットフォーム事業を中心に、IoT・AIといった分野への入れ替えを今期にやっており、一応順調に進んでいるということでございます。

2018年6月期 第2四半期連結業績概況(前回予想比)

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それから、前回予想比との比較でございます。2018年6月期の業績予想を(2017年)12月13日に発表した時点では、売上高の差はあまりありませんが、営業利益の差がマイナスの4,600万円が(2018年2月9日発表の実績では)プラスの5,700万円ということで、1億300万円の差がプラスに出ております。

経常利益も(予想の)4,500万円から(実績が)1億2,900万円ということで、8,400万円のプラス。四半期純利益が、(予想で)5,900万円のところが(実績は)1億6,700万円ということで、1億800万円のプラスの差が出たということでございます。

この理由なんですけども、営業利益の結果的な上方修正につきましては、既存データセンターの設備更新・外部業務委託費・本社の新オフィスへの移転費用等につきまして、費用対効果を考慮した効果的な支出に努めたことから、営業利益では前回予想を上回りました。また経常利益につきましても、営業利益の増分が、そのまま寄与しています。また、最終利益についても同様でございます。

2018年6月期 第2四半期要約BS・CF(連結)

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貸借対照表とキャッシュ・フローにつきましては、このような半期の業績を反映いたしまして、無形固定資産が12億9,900万円と増えております。これは、ジャパンケーブルキャスト(JCC)を連結子会社化したことに伴いまして、今後はのれん代を約11億円、15年償却で計上いたします、ということが入っております。

その他のキャッシュ・フローの主な内訳が、右側にございます。営業活動に伴うキャッシュ・フロー、投資活動に伴うキャッシュ・フロー、財務活動に伴うキャッシュ・フロー等がございます。配当金が少し増えておりますが、これはビービーエフの売却に伴う特別利益をかなり大きく計上いたしましたので、株主の利益還元をいたしました。

セグメント別業績

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セグメント別の業績でございますが、8ページをご覧ください。コンピュータプラットフォーム、IoT/AIソリューション、メディアソリューションの、3つに分けておりますけども。

コンピュータプラットフォームは、本体のデータセンター、クラウド、それからデータ・ソリューション。これはいわゆるストレージのソリューションでございますが、この3つとも比較的堅調に推移をしておりまして、売上高はこのように、前期よりも伸びました。営業利益につきましては、若干去年よりも少なくなっております。

それからIoT/AIソリューションは、事業拡張を今最も、成長分野として取り組んでいるところでございまして、(前年同期の)1億5,800万円から3億1,200万円ということで、売上は伸びております。また、営業利益につきましては先行投資ということで、マイナスが若干拡大しております。

とくにIoTスクエアは、昨年10月に会社を分割して設立しておりますが、若干まだ先行投資中で、売上が上がるのはまもなくということです。

人工知能関連サービスは堅調に推移しておりまして、私のコラムでも書かせていただきましたけども、年度内の黒字転換を見込んでおります。2015年の年末に始めたAI事業が、2年弱の間に、黒字化の見通しが立ってきたということでございます。

メディアソリューションでございますが、これは当初はIoTスクエアのネットシネマという、ネットを使った映像配信を一部、小規模にやっておりましたけども、(当第2四半期より)ジャパンケーブルキャスト社を子会社化したことによって、このメディアソリューション事業自身は、年度規模で言いますと、約40億円近い売上規模の事業になってまいりました。したがって、大幅な増収増益でございます。

以上が、第2四半期の決算の概要でございます。

記事提供:ログミーファイナンス

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