現在も噴火を繰り返している桜島

平時の桜島の様子

平時の桜島の様子

出所:koi88/istockphoto.com

鹿児島のシンボルと言われる桜島は、高さ1117m、面積約80k㎡で周囲は約52kmです。以前までは島でしたが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となりました。

現在も噴火を繰り返しており、2023年は192回の噴火(10月23日時点)を記録。7〜9月の噴火は17回と少なかったのですが、10月に入ってから急増。その噴火回数は60回を記録しています。

火山灰は粒子が細かくガラスに似ているのが特徴だそうで、車についた火山灰をワイパーで取り除こうとすると、傷がつくことも…。

「桜島の噴火」洗濯物は無事だった

大きな話題を呼んだ、桜島の噴火と外に干した洗濯物。

投稿者の@wawawakun_7さんに撮影時の状況を聞いてみると、「鹿児島市の北埠頭に着岸した大学の練習船から撮りました。噴煙の高さからヤバいと思ったのですが、帰って洗濯物を確認したところ無事が確認できました。微量の灰はついていましたが…」と説明。

他県出身だという@wawawakun_7さん。鹿児島に住み始めた当初は、微量の火山灰すらも気になって部屋干しをすることが多かったそう。

それが今では、「灰が気にならないことに気がついて、大手を振って外干ししています」と話してくれました。