鹿児島では「灰の缶詰」も販売

鹿児島県垂水市で販売されている市役所の屋上などに積もった灰を詰め込んだ缶詰「灰缶詰~ハイ!どうぞ!~」

鹿児島県垂水市で販売されている市役所の屋上などに積もった灰を詰め込んだ缶詰

出所:垂水市公式WEBサイト『恋する Tarumizu』

桜島の降灰量が多い鹿児島・垂水市では、市役所の屋上などに積もった灰を詰め込んだ「灰缶詰~ハイ!どうぞ!~」という缶詰を販売。

原材料名は「桜島の降灰、垂水市民の苦悩」、内容量は「ありがたくない、空からの恵み100cc」と皮肉とユーモアが詰まったラベルが貼られているそう。

道の駅たるみずや鹿児島空港などで販売(100円)されているので、鹿児島のお土産として購入するのも良いかもしれませんね。

鹿児島県民にとって桜島はどんな存在なのか

いかがでしょうか。今回は桜島の噴火と洗濯物の投稿を紹介しました。

取材の最後、@wawawakun_7さんに「桜島はどのような存在なのか」を聞いてみると、「時に霧がかかったり、はたまた快晴でくっきり見えたり、冬になれば冠雪したりと、日々多様な表情を見せてくれます。私はそれに、人間味のようなものを感じます。いつも遠くから見守ってくれている友人のような、そんな存在ですね」

「人間に喩えるなら、穏やかだったと思えば、いきなり怒り出したり(噴火したり)、かなり情緒不安定なやつです笑。鹿児島に住んでいる人は皆、遠くに見える雄大な友人と、うまく付き合っているのです。いなくなったら少し寂しいので、これからも仲良くしていきたいです」と熱く語ってくれました。

鹿児島に足を運んだ際は、雄大な桜島を望むのも良いかもしれませんね。

参考資料

小野田 裕太