LIMOが2023年下半期にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年10月5日)
日本を代表する国民的人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(以下、こち亀)。X上ではとある古本店で販売されていたこち亀の1〜6巻セットの作者名が話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@takoron_senseiさん。
当ポストは2023年10月4日時点で3.3万件を超えるいいねを集めており、「激レア」「旧ペンネーム?」「これ絶対やばいやつです」と言った具合に驚きの声が続出しています。
※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。
古本店で販売されていた8800円の「こち亀」
「これヤバいやつ」というコメントとともに投稿されたのは、古本店で撮影された1枚の写真でした。そこに収められていたのは、こち亀の1〜6巻セット。
古本だというのに8800円という強気な価格設定と、見覚えのない作者名。こち亀の作者は秋本治氏のはずですが、いったいどうなっているのでしょうか。
こち亀は1976年から2016年までの40年間「週刊少年ジャンプ」で連載された人気漫画。累計発行部数は1億5000部以上で、幅広い世代に愛された作品となっています。
撮影された漫画の出版社は集英社なので、偽物ではないのは確か…謎は深まるばかりです。
秋本治氏が以前使用していたペンネームだった
山止たつひこ名義のこち亀は、以前秋本治氏が使っていたペンネーム。
漫画家・山上たつひこ氏を意識したもので、こち亀の連載100話目まで使われていました。なので、それまでに販売された単行本の作者名は、山止たつひこ名義となっています。
投稿者の@takoron_senseiさんによると、6巻までの初版は山止たつひこ名義なので、フルで揃っていることになります。ファンにとっては、かなりお得な価格設定と言えるかもしれませんね。