【インバウンド】ベトナムの訪日観光客は何にいくら使ってる？気になる消費動向について紹介 観光庁の訪日外国人消費動向調査「2023年10-12月期の全国調査結果（1次速報）」

【インバウンド】1人当たりの旅行支出は？

全国籍・地域の訪日外国人（一般客）1人当たりの旅行支出は21万8000円と推計。国籍・地域別に見ると、ベトナムは23万3319円で、2019年比で24.4%増という結果になりました。

また、ベトナム人の旅行者数は13.4万人で、ベトナム人の消費額（1人当たりの旅行支出✕ベトナム人の旅行者数）は313億円という数値を出しています。

ベトナム人の平均泊数は21.8日で、1人当たりの総額は23万3319円。買物代8万9002円、宿泊費6万8191円、飲食費4万5169円、交通費2万7079円、娯楽等サービス費3878円、その他0円となりました。

ベトナム人の1人当たりの旅行支出

• 買物代：8万9002円
• 宿泊費：6万8191円
• 飲食費：4万5169円
• 交通費：2万7079円
• 娯楽等サービス費：3878円
• その他：0円
• 総額：23万3319円

【インバウンド】ベトナムは今後も増加の見通し

今回は、2023年10～12月期の全国調査結果からベトナムの消費動向についてご紹介しました。

ベトナムは旅行者数、消費額ともに平均的な数値を出しており、特に買物代を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらにベトナムからの訪日観光客が増加しそうです。

参考資料

• 観光庁「訪日外国人消費動向調査　2023年10-12月期の全国調査結果（1次速報）の概要」

成瀬 亜希子