3. 最新【国民年金】みんなの平均的な月額はいくらか
「国民年金」の平均月額はいくらでしょうか。
3.1 国民年金(老齢基礎年金)の受給額
- 〈全体〉平均年金月額:5万6316円
- 〈男性〉平均年金月額:5万8798円
- 〈女性〉平均年金月額:5万4426円
3.2 【国民年金】受給額ごとの人数(1万円刻み)
- 1万円未満:6万5660人
- 1万円以上~2万円未満:27万4330人
- 2万円以上~3万円未満:88万1065人
- 3万円以上~4万円未満:266万1520人
- 4万円以上~5万円未満:465万5774人
- 5万円以上~6万円未満:824万6178人
- 6万円以上~7万円未満:1484万7491人
- 7万円以上~:178万3609人
国民年金では平均で5万6316円となりました。
厚生年金に比べると、国民年金のみで老後生活するのは難しいでしょう。
4. 2024年の年金支給日はいつ?年金が増えるのは何月から?
最後に2024年の年金支給日を確認しましょう。
4.1 2024年の年金支給日カレンダー
- 2月の支給日:15日(12月、1月分)
- 4月の支給日:15日(2月、3月分)
- 6月の支給日:14日(4月、5月分)
- 8月の支給日:15日(6月、7月分)
- 10月の支給日:15日(8月、9月分)
- 12月の支給日:13日(10月、11月分)
今年の年金支給日は上記の通り。年金は、原則偶数月の15日に支払われます。
ただし、15日が土日祝日の場合、その直前の平日に支払われます。
また、2024年度の年金額は4月から適用ですが、受け取れるのは6月からです。
それは年金が、その前月までの2カ月分の年金を支払う仕組みとなっているため。4月分、5月分の年金を、6月に受け取ることになるためです。
5. 年金受給額を把握して家計の計画を
今回は2024年度の年金額と年金支給日、また平均的な年金額に視点をあててみてきました。
年金は老後生活の柱ですから、自身が受け取れる金額を把握しましょう。
また、生活費で年金だけで不足分が出る場合には、貯蓄から切り崩される方が多いでしょう。
そのような場合に備えるためにも、早くから老後資金に向けた貯蓄をおこなうとよいでしょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
- 日本年金機構「ねんきんネット」とは?
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
宮野 茉莉子