3. 可憐&ユニークな花姿が光る「オシャレな多年草」

3.1 ローダンセマム

ローダンセマム Rhodanthemum/キク科

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ローダンセマムは3~6月にかけて開花するキク科の多年草です。ホワイトやピンクの花色が春ガーデンを彩ります。

オシャレなニュアンスカラーの品種も登場しているので、寄せ植えにもおススメです。梅雨前と夏越し後に刈り込んでおき、翌年の開花に備えましょう。※参考価格:500円~700円前後(3号ポット苗)

3.2 シラー

シラー Scilla/キジカクシ科

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球根植物のシラーはスッと伸びた茎に美しい花を咲かせる多年草です。涼しげなブルーやパープルの花が、春から初夏のガーデンを大人っぽく演出します。

特にベル型の花が咲く品種は、可憐な雰囲気でナチュラルガーデンにもおススメ。草丈が高めの「シラー・カンパニュラータ」は、群生すると見応えがあります。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

3.3 フリチラリア

フリチラリア Fritillaria/ユリ科

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注目のフリチラリアは、下向きに花が咲く様子が可憐な多年草です。花色がユニークで、とくに「メレアグリス」は市松模様にも見える模様が珍しく、目をひきます。

他にもホワイトやオレンジなど、さまざまな色、形がありますが、いずれも可憐な雰囲気です。フリチラリア同士の組み合わせも楽しみやすいでしょう。※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)

4. まとめにかえて

今回は春ガーデンの主役におススメ、華やかでオシャレな多年草を紹介しました。

多年草は植えっぱなしでも翌年以降も花を咲かせるので、お気に入りの品種を選ぶと毎年可愛い花が楽しめます。

春ガーデンはカラフルでふんわりした花色がよく似合いますが、ブルーやホワイト、パープルを中心にするのもオシャレです。

開花する植物の数が多くなる分、選びやすくなるので、さまざまな花色を春ガーデンで楽しんでくださいね。

LIMO編集部