LIMOが2023年02月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年02月21日)
少しずつ暖かい日が増えはじめ、すぐ近くに春の気配を感じるようになりました。春のガーデニングシーズンもすぐそこまで来ています。
「今年の春こそ、庭や花壇をオシャレにしたい!」と考えている人は、今のうちにカラーテーマや理想のレイアウトを考えておくと花苗選びがスムーズに進みますよ。
今回は、春花壇に植えたいオススメの草花&低木をご紹介。ガーデニング初心者でも育てやすい植物を選びましたので、花苗選びに迷ったときにお役立てください。
春の花壇に植えたい!見た目がオシャレになる草花&低木7選
ラナンキュラス
花びらを幾重にも重ね、ゴージャスな花を咲かせるラナンキュラス。早春~春に咲く多年草で、赤やピンク、オレンジや黄色、グラデーションなど、明るい色合いを中心に豊富な花色が揃っています。
品種によって草丈が異なりますが、茎を長く伸ばす高性種なら切り花にして楽しむことも可能。
近年は香りがよい品種も登場していますので、ぜひチェックしてみてください。※参考価格:500~3000円前後(3号ポット苗)
庭のアクセントに!こぼれるように咲く「ペチュニア」など
ヒラヒラとした可憐な花びらが可愛らしいペチュニアは、春から秋にかけて楽しめる一年草。
庭や花壇に適したこんもりと育つ品種、また空中花壇やハンギングバスケットにピッタリな枝が垂れる品種など、数多くの種類が揃っています。
パステルカラーやビタミンカラー、ニュアンスカラーなど豊富な色彩があり、スタイリッシュな花壇からロマンティックな庭まで幅広く活躍してくれます。※参考価格:100~800円(3号ポット苗)
ラベンダー
春から初夏にかけて、青紫色の花を咲かせるラベンダー。ハーブの一種で、花の鑑賞はもちろん、爽やかな香りも楽しめます。
さまざまな品種があるなかでも、うさぎの耳のような花穂をしたフレンチラベンダーは特に人気の品種。咲いた花をポプリや入浴剤で楽しむのもオススメですよ。
高温多湿が苦手なので、風通しが良い場所で管理しましょう。※参考価格:300~1000円(3号ポット苗)
発色鮮やかな「オステオスペルマム」を花壇の主役候補に
晩冬から初夏にかけて開花する多年草・オステオスペルマム。マーガレットに似た愛らしい花を咲かせます。
ビタミンカラーやパステルカラー、グラデーションなど豊富な花色があり、いずれも発色がキレイなのが魅力です。さまざまな品種があるなかでも、花びらの先端がスプーンの形をしたスプーン咲き種は人気の品種。
個性的な庭を造りたい人にオススメです。※参考価格:500円前後(3号ポット苗)
花壇いっぱに広がる青いじゅうたん「ネモフィラ」
庭や花壇を爽やかな雰囲気にしたいときは、ブルーの花が咲くネモフィラがオススメ。
春から初夏にかけて開花する一年草で、群生させると青いじゅうたんを広げたような光景が楽しめます。
また、青以外にも白い花びらに青の模様が入るスノーストーム、黒い花びらに白の縁取りが入るペニー・ブラックなどの品種もあります。ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)
玄関を飾るシンボルツリーにもおすすめ「コデマリ」など
コデマリ
庭に立体感を出したいときは、樹木を植えるのもオススメ。春に花を咲かせる樹木はたくさんありますが、なかでも鞠のような白い花を枝いっぱいに咲かせるコデマリは人気の庭木です。枝が隠れるほど花数が多く、1本でも見ごたえは抜群。最大樹高が1~2メートルと高くならないのも魅力です。苗木の植え付けは気温が上がる前の2~3月におこないましょう。※参考価格:1000~2000円前後(5号ポット苗)
アセビ(馬酔木)
春と秋にベル型の小花を無数に咲かせるアセビ(馬酔木)は、樹高1~3メートルの常緑低木樹。花色は白がポピュラーですが、紅色やピンクの花を咲かせる品種もあります。
耐寒性と耐暑性に強く、さらに耐陰性もあるので日陰の庭にもオススメ。苗木の植え付けは2~3月におこないましょう。
キレイな花を咲かせますが、花・葉・茎・樹皮に毒性があり、犬が食べると中毒を起こす恐れがあるため注意してください。※参考価格:3000~6000円(0.5~1メートル苗木)
まとめにかえて
春はステキな植物がたくさん出回る時期。人気の花苗はすぐに売り切れてしまいますので、早めのチェックがオススメです。
本記事で紹介した植物以外にも魅力的な植物はたくさんありますので、植えたい場所の日照時間や水はけなどをしっかりと考慮して、お気に入りの逸品を見つけてくださいね。
LIMO編集部