LIMOが2023年02月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年02月17日)
春の庭や花壇に向けた準備も、いよいよ大詰め。育てたい花苗があれば、早めに入手できるように計画しておきましょう。
花苗の植え付けが済んだら、庭や花壇の花々が元気に育つよう、日々の世話に注力したいところです。
そこで今回は春の庭や花壇をワンランク格上げするコツ、育てやすい多年草や一年草を紹介します。さっそくみていきましょう。
オシャレな花壇にワンランク格上げするコツ
「花色」で格上げ
近年はさまざまな植物の品種改良が進み、かつては考えられないほどのオシャレな品種がたくさん出回るようになりました。
特に花色の進化は目覚ましく、シャビーカラーやパステルカラーなど、絶妙なニュアンスの色味が続々登場中です。
オシャレな庭や花壇を作るなら、ぜひこれらの可愛らしいカラーを取り入れてみるのがオススメ。見るたびに心が弾む可愛らしい花壇や庭に仕上がりますよ。
「お世話」で格上げ
春は次々に花が咲く様子を、ぜひ楽しみましょう。特に一年草は元気に育てると、こんもりとした株姿になりますよ。
パンジーやビオラ、ペチュニアなどは早めに花ガラを摘み取ると、種を作らず養分が株に回りやすくなります。花つきもよくなり、美しい株姿に。
水やりや施肥も忘れないようにしましょう。特に鉢植えの場合は注意が必要です。暖かくなると植物の成長が活発になり、土が乾燥しやすくなります。水切れも株が傷む原因になるので気をつけましょう。
また、開花期間の長い植物は育てているうちに土中の養分が不足するようになります。定期的に液体肥料などで補うのがオススメです。
「鉢」で格上げ
オシャレな鉢に植物を植えると、見た目が一気にワンランクアップします。
軽量で保水性に優れたプラ鉢は機能的には優れていますが、見た目にこだわるなら、テラコッタなどの素焼き鉢、シャビー加工が施された鉢などを使ってみるとよいでしょう。都会的な雰囲気のストーン鉢もオススメです。
いくつかの鉢を使うのであれば、デザインやカラーに統一感を持たせることも大切です。テイストがバラバラだと、全体の雰囲気がまとまりのない印象になってしまいます。
春庭の主役候補に!育てやすい「一年草&多年草」オススメ4選
パンジー・ビオラ
パンジー・ビオラは花の色や形が豊富な植物。オシャレなカラーは売り切れてしまうほどの人気なので、可愛らしい品種を見つけたら、早めに購入の検討をしておくのがオススメです。
シャビーカラーでフリル系の品種はグンを抜く可愛らしさ。特にピンクカラーはキュートな雰囲気で、春の庭や花壇にもぴったりです。上手に育てて、こんもりと花を咲かせましょう。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)
ローダンセマム
キク科のローダンセマムは定番カラーのホワイトもオシャレですが、ニュアンスカラーの品種も続々と登場中。特にアプリコットカラーの品種は珍しい色合いで、他のピンク系の植物とも好相性です。※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)
春の花壇がワンランク上がる!ポップでキュートな「アネモネ」
アネモネ
レッドやイエロー、ブルー、パープルなど原色系カラーが多い印象のアネモネ。品種改良が進んで、オシャレな花色や形の品種が登場しています。
サーモンピンクカラーで八重咲きの品種はキュートな雰囲気がとてもオシャレ。いくつかを集めて植えると、ロマンチックな庭に仕上がります。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)
春の庭をゴージャスに飾る「ラナンキュラス」を主役に
ラナンキュラス
まるでバラのような花を咲かせるラナンキュラスはゴージャスな春の花。イエローやホワイトカラーは爽やかな春の雰囲気も楽しめます。
人気の「ラナンキュラス ラックス」は、球根を植えっぱなしにしても育てることができる強健な品種。花つきがよく、切り花でも楽しむことができます。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は春の庭や花壇をワンランク格上げするコツ、育てやすい多年草&一年草を紹介しました。
春は初心者もガーデニングを始めやすい季節です。暖かくなると植物も生長しやすくなり、花が次々に咲く様子を楽しむことができますよ。
庭がランクアップする、いちばんのコツは「お世話」をすること。お世話を丁寧におこなって、次々と花が咲く春の庭や花壇を楽しみましょう。
LIMO編集部