LIMOが2023年02月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年02月3日)

2月は春に開花する花が園芸店に出回り始める頃です。春に開花する植物は種類が豊富なので、色とりどりの花を植えてオシャレな庭を楽しむのも素敵ですね。

春の開花シーズンを楽しむ一方で、晩春から夏~秋に咲く花は春に苗が出回り始めます。これらの苗は春に植え付けの必要があるので、晩春から夏に咲く花の準備も同時に進めておきましょう。

そこで今回は、この春に植えたい!可愛くて育てやすいオススメの多年草について紹介します。さっそくみていきましょう。

可愛くて育てやすい!「この春植えたい多年草」おすすめ6選

ゲウム

Julie Beynon Burnett/shutterstock.com

葉が大根の葉に似ていることから、ダイコンソウとも呼ばれるゲウム。植え付けの適期は3月で、開花期は5~6月です。スッと伸びた茎に華やかで丸みを帯びた花を咲かせます。花色も鮮やかで、品種によっては初夏の雰囲気が味わえるでしょう。

暑さと蒸れに弱いので夏越しには注意が必要です。半日陰で育てて、夏の直射日光に当てないようにしましょう。寒さには強い性質です。※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)

ナチュラルガーデンを彩る「ゲラニウム&セイヨウオダマキ」

ゲラニウム

Orest Lyzhechka/istockphoto.com

ヒラヒラと可憐な花を咲かせるゲラニウム。2~3月が植え付けの適期で、4~6月が開花期です。なかには夏に花を咲かせる品種もあります。

ゲラニウムにはさまざまな種類がありますが、草丈が高めの高性種はナチュラルガーデンにおすすめ。高性種の「ジョンソンズ・ブルー」は美しいブルーが爽やかな人気品種です。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)

セイヨウオダマキ

Nadya So/istockphoto.com

多くの園芸品種があるオダマキのなかで、ひときわ華やかな風情が楽しめるのがセイヨウオダマキです。美しい花は、まるで精巧な芸術品のよう。繊細で優美な雰囲気が味わえますよ。

植え付けの適期は2~3月、開花期は5~6月です。強い日差しは苦手なので半日陰で育てるとよいでしょう。夏の高温多湿と冬の寒さを乗り越えれば、翌年の春には再び芽を出します。※参考価格:500円前後(3号ポット苗)