2023年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、国内の観光地ではインバウンドの姿もよく見られるようになりました。

2024年1月17日、観光庁は訪日外国人消費動向調査として「2023年10~12月期の全国調査結果(1次速報)の概要」を発表しています。

今回は、その中から韓国の訪日観光客にフォーカスを当てて、消費動向をチェックしてみましょう。

【インバウンド】旅行消費額が3位の韓国

京都・雪が積もった伏見稲荷大社

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2023年10~12月期の訪日外国人の旅行消費額は、1兆6688億円(2019年同期比37.6%増)と推計。国籍・地域別では、台湾が2325億円(構成比13.9%)と最も大きい消費額となりました。

続いて中国2322億円(同13.9%)、韓国2145億円(同12.9%)、米国1879億円(同11.3%)となり、アジア圏の訪日外国人の消費が大きいことが分かります。

各国の訪日外国人旅行消費額と構成比(10位まで)

  • 1位:台湾2325億円(13.9%)
  • 2位:中国2322億円(13.9%)
  • 3位:韓国2145億円(12.9%)
  • 4位:米国1879億円(11.3%)
  • 5位:香港1448億円(8.7%)
  • 6位:シンガポール753億円(4.5%)
  • 7位:オーストラリア747億円(4.5%)
  • 8位:タイ682億円(4.1%)
  • 9位:フィリピン410億円(2.5%)
  • 10位:カナダ407億円(2.4%)